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「天才としか言えない」『国宝』で魅せた名優に“度肝を抜かれる”…「間違いなくNHK最高峰」“規格外の完成度”が熱狂生む至高ドラマ

  • 2025.12.12

緻密に作り込まれたセットや、息をのむような映像美によって構築される“圧巻の世界観”。現在放送中のドラマにおいても、現実を忘れさせるほどの没入感や、独特の空気感で視聴者を物語の深淵へと引き込む作品が、大きな話題を呼んでいます。今回は、そんな“圧巻の世界観で魅せる2025年ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2025年放送のドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合ほか)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“圧巻の世界観で魅せる2025年ドラマ”『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』

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富士フイルムの新製品チェキ「instax mini Link 3」発表会に登場した横浜流星(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合ほか)
  • 放送期間:2025年1月5日~12月14日

あらすじ

物語の舞台は、天下泰平により文化が隆盛を極めた江戸時代中期。 「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、喜多川歌麿(染谷将太)葛飾北斎(くっきー!)山東京伝(古川雄大)曲亭馬琴(津田健次郎)といった数々の才能を見いだし、世に送り出していきます。

さらに、日本史史上最大の謎とされる東洲斎写楽をも世に出した彼は、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築き上げていきました。時にお上に目を付けられることがあっても、決して屈することなく面白さを追求し続けた蔦重。これは、笑いと涙、そして謎に満ちた蔦重の波乱万丈な生涯を描く痛快エンターテインメントです―。

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の見どころ ※ネタバレあり

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、江戸の出版王・蔦屋重三郎の波乱万丈な生涯を描き、そのエネルギッシュな物語展開で多くの視聴者を魅了しています。当時の出版界や浮世絵文化を背景に、困難な時代をたくましく生き抜く人々の姿を痛快に描いた本作は、時代劇特有の堅苦しさを感じさせない現代的なテンポが大きな魅力です。SNSでは「歴史もの苦手だけど見入っちゃう」と、普段大河ドラマに馴染みのない層からも熱い支持を得ているほか、次々と巻き起こる騒動とそれを切り抜けるスリリングな展開に「毎週目が離せない」という声が続出し、幅広い世代を釘付けにしています。

また、本作で高く評価されているポイントが、NHKの制作チームが総力を結集した圧倒的な映像美と美術セットの完成度です。「写楽」や「歌麿」といった才能たちが彩った華やかな江戸の町並みや、当時の美意識を再現した色彩豊かな画面作りは圧巻の一言。細部までこだわり抜かれたセットや衣装の豪華さ、照明やカメラワークの巧みさに対し、SNSでは「NHK史に刻まれる」「間違いなくNHK最高峰」といった称賛のコメントが相次いでいます。

横浜流星と小芝風花の共演に視聴者大興奮「豪華すぎる」「贅沢」

2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、横浜流星さんと小芝風花さんという、今をときめく実力派俳優の共演が大きな話題を呼んでいます。その華やかな顔合わせに対し、SNSでは「豪華すぎる」「この2人の共演は本当に贅沢」といった歓喜の声が上がり、放送前から多くの視聴者の期待を集めました。

主演の蔦屋重三郎を演じる横浜さんについては、「天才としか言えない」と称賛が相次ぎ、その圧倒的な演技の振れ幅は圧巻の一言。陽気な一面と陰のある一面を自在に行き来する繊細な表現力に加え、空手や映画『国宝』での経験に裏打ちされた美しい所作も見どころのひとつ。特に、年齢や立場に応じて細かく所作に変化を付けて演じ分けている点は、横浜さんが実力派俳優と言われる要因とも言えるでしょう。

一方、遊女・花の井を演じる小芝さんの演技も、これまでのイメージを一新するような大人の魅力に溢れています。普段よりもトーンを落とした低めの声色によって、役の深みを表現。豪華絢爛な花魁姿はもちろん、素顔で見せるふとした瞬間の襟足や胸元からは、演技を超えた色気が漂っています。小芝さんが醸し出す艶やかな存在感が、物語の世界観をより一層色濃くしています。

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“江戸一番のエンタメ男の半生”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です