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「ありがた山」「べらぼうに面白かった」大河ドラマ最終回に称賛の声殺到→ロス続出でトレンド入り

  • 2025.12.17

2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」が、12月14日に最終回を迎えました。横浜流星さんが主演を務め、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎、通称・蔦重の波乱万丈な人生を描いています。

本作は、笑いと涙、そして江戸らしい洒落が詰まったエンターテインメントとして多くの視聴者を魅了してきました。

放送開始から約1年、毎週欠かさず楽しみにしていたという声も多く、最終回放送後にはSNSで「捨て回がなかった」「べらぼうに面白かった」といった称賛が相次ぎ、同時に“べらぼうロス”を嘆く投稿も目立っています。

作品が残した余韻の大きさが、今もなお話題を呼んでいるようです。※以下本文には放送内容が含まれます。

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2024年撮影。「instax mini Link 3」発表会に登場した横浜流星(C)SANKEI

べらぼう最終回とともにあふれた称賛と“べらぼうロス”

最終回「蔦重栄華乃夢噺」では、店を再開した蔦屋重三郎が写楽絵を世に出し続けるだけでなく、和学や長編作品にも挑戦し、本屋としてさらに精力的に動く姿が描かれました。

理想と現実の狭間でもがきながらも、面白さを追い求める蔦重の姿は、物語の集大成にふさわしい展開でした。

視聴者からは「終わってしまうのは寂しいが、最後まで全力で走り切った作品だった」といった声が寄せられ、完結を惜しむ気持ちと満足感が入り混じった反応が見られました。

本作を象徴する言葉として親しまれたのが、「ありがた山」や「かたじけ茄子」といった洒落表現です。

江戸時代の言葉遊びを現代的にアレンジしたこれらのフレーズは、物語の随所に登場し、作品の空気感をユーモラスに彩ってきました。

最終回後には、「ありがた山のかたじけ茄子」と感謝を込めた投稿が多く見られ、視聴者に深く浸透していたことがうかがえます。

一方で、放送終了直後からは「今日からべらぼうのない日々が始まると思うと切ない」「完全にロス状態」といった投稿も増え、作品が日常の一部になっていた視聴者の多さを感じさせました。

「ありがた山」の言葉に込められた視聴者からの感謝

「べらぼう」は、歴史ドラマでありながらも堅苦しさを感じさせず、愉快さと痛快さ、そしてどこか奇々怪々な魅力を併せ持った大河ドラマでした。

SNSでは「これほど楽しく、心を動かされる大河はなかった」「蔦重と一緒に素敵な夢を見させてもらった」といった声や、感謝の気持ちを「1年間、ありがた山!」と洒落た言葉で表現する投稿が目立ちました。

最終回を迎えてもなお語られ続けるのは、それだけ「べらぼう」が愛されていた証です。

「ありがた山」という言葉に込められた思いとともに、「べらぼう」は多くの人の記憶に残る大河ドラマとして刻まれていきそうです。


※記事は執筆時点の情報です