妻「夫よ、家電はヤメテ」ギフトは嬉しいけど…「夫も使うよね？」と釈然としない妻たちの“ホンネ”

SNSでしばしば「夫婦間でお互いに贈り合うプレゼントとして、家電など家族共有のものを贈ってほしくない」といった声が上がっています。

「家電など家族共有のものは必要経費であって、プレゼントではない」という共感する意見がある一方で、「まったく気にならない。実用的で嬉しい」という声もあり、考え方は人によってさまざまなようです。

はたして、「夫婦間のプレゼントとして家族共有のものを贈ること」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか？SNSの声を中心に紹介します。

「家族共有のものをもらうのは嫌だ」

まずは、お互いに贈り合うプレゼントで、「家族共有のものを贈られるのは嫌」という意見です。

「家族で使うものは家計から出すべきであり、個人へのプレゼントとして贈るものではない」というコメントが多数。

また、掃除用具や調理器具といったプレゼントからは「家事の担当だと決めつけられているようで嫌だ」「家事を頑張れ、というプレッシャーを感じる」という意見もありました。

一方で、「家族共有のものでも、プレゼントとしてもらえて嬉しかった」という意見の方も一定数いました。

「自分が家事の担当者なので、負担が減るようにと考えてくれたのは嬉しい」「欲しいと思っていたタイミングでもらえたから満足」といった、実利的な視点を持つ方が多く見られました。

最後は、「条件や状況によっては許容できる」という意見です。

特に、「事前の相談やコミュニケーションがあるかどうか」を重視する方が多く見られました。一方的に決められるのではなく、「一緒に選ぶ」「感謝を伝える言葉を添える」といった工夫があれば、家電でも特別感が生まれると考える方は少なくないようです。

また、「自分へのプレゼントも家族共有のものだが、相手へのプレゼントも家族共有のもの」など、平等感があれば良いという声もありました。

今回は、「夫婦間のプレゼントとして家族共有のものを贈ること」について世の中の人がどのように考えているのかを紹介しました。

多くの方が「家族共有のものをプレゼントにされるのは嫌」と感じている一方で、「実用的で嬉しい」「条件次第では問題ない」といった声もあり、考え方はさまざまなようです。さらに、共働きで家事も分担している家庭と、家事のメイン担当者が固定の家庭でも考え方が異なるようです。

プレゼント選びは、相手への思いやりを形にする機会である一方で、価値観の違いが表れやすい場面でもあります。「サプライズで喜ばせたい」という気持ちも素敵ですが、パートナーがサプライズを特別好むタイプでなければ、事前にどのような方向性のプレゼントを贈り合うか話し合っておくのも一つの方法です。

「電子レンジが壊れそうだから、今年のクリスマスプレゼントはちょっとグレードの高い電子レンジがいいな」「今年はお互い、個人的に楽しめるものを選び合おうか」など、お互いの希望をすり合わせておくことで、当日のすれ違いを防ぐことができるでしょう。

大切なのは、相手が何を喜ぶかを想像し、尊重する気持ち。プレゼントという形を通じて、日頃の感謝や愛情が伝わる素敵なクリスマスになるといいですね。