1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【MLB】「WBCでの登板は賢明ではない」ド軍地元メディア、大谷翔平の大会参加に否定的……山本由伸、佐々木朗希にも休養勧める

【MLB】「WBCでの登板は賢明ではない」ド軍地元メディア、大谷翔平の大会参加に否定的……山本由伸、佐々木朗希にも休養勧める

  • 2025.11.24
左から山本由伸、大谷翔平、佐々木朗希(C)Getty Images
SPREAD : 左から山本由伸、大谷翔平、佐々木朗希(C)Getty Images

22日(日本時間23日)、レッドソックスギャレット・ウィットロック投手が来年3月に開催される「第6回ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の米国代表に入ると、米メディアが一斉に報じた。
一方、日本代表「侍ジャパン」のチーム編成に関しては、参加が期待されるドジャース大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手について、発表はまだない。米地元メディアは、ドジャースがWBC参加に否定的な理由を改めて説明した。

■レッドソックス右腕は米代表へ

ウィットロックは今季、62試合登板で7勝3敗、防御率2.25。主にセットアッパーとしてレッドソックスのブルペンを支えた。ヤンキースアーロン・ジャッジ外野手が主将を務めるWBC米国代表において、投手陣ではパイレーツのサイ・ヤング賞右腕ポール・スキーンズ投手がすでに参加を表明しており、29歳の右腕はこれに続く形となりそうだ。
一方、連覇を狙う侍ジャパンに目をやれば、期待されるドジャース勢の参加は依然不透明。そんな中、地元メディア『ドジャース・ネーション』は22日(日本時間23日)、「なぜドジャースは大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希にWBCで投げてほしくないのか」と題し、球団の思いを代弁する形で記事を展開した。
同メディアは「2026年のレギュラーシーズンは、WBC決勝戦の約1週間後に開幕する。もちろん、ワールドシリーズ3連覇を目指す3人がWBCを欠場し、休養を取るという選択肢もある」と主張し、“シーズンを優先に”という立場を取った。

■佐々木朗希は課題を抱えている

その上で、まずは山本に言及。「今季3人の中で最多イニングを投げた。その中にはポストシーズンでの驚異的な登板も含まれており、特にワールドシリーズで3試合投げたことは注目すべき。ヤマモトは来季もエースとして見られており、チームとしては、彼がこれ以上“走行距離”を伸ばすことは望まないだろう」とし、登板回数の増加に懸念を示した。
また、佐々木については「今季はかなりの期間、ケガで離脱していた。ポストシーズンでの台頭は素晴らしいものだったが、依然として肉体的にもメカニカルな面でも取り組むべき課題を抱えている。来季再び先発として投げるために、その準備に集中できる“クリーンなオフシーズン”を過ごすことが、彼にとって最善の選択となる」とし、参加辞退を勧めた。
最大の注目ポイントは大谷の動向になるが、「球団の顔であり、野球界全体の象徴でもある存在。オオタニ自身は来季に関して、投手としてフルで投げたいという意向を明らかにしている。彼がドジャースにとってどれだけ重要な存在か、そしてケガの経歴も踏まえると、WBCで投げることは賢明ではない」と訴えた。
デーブ・ロバーツ監督は「選手たちを無条件にサポートするが、オオタニ、ヤマモト、ササキの3人には日本代表として登板してほしくない」とコメントを出しており、選手の気持ちを尊重しつつも参加に対しては慎重な姿勢を求めている。

元記事で読む
の記事をもっとみる