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あくまで息子は悪くない…その態度を崩さない母にすべてを話すと?【やさしさに焦がれる Vol.70】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

母に結婚を反対され思い悩む凜。その裏で、弟はFXの失敗から実家の金品を持ち出す。そんな弟に婚約者は、「100万円を渡す代わりに家族へ迷惑をかけない」という誓約書を渡した。凜は情けない母と弟を許すことができず、彼にこれ以上迷惑をかけたくない一心で別れを告げる。凛の心を守るために無理にでも一緒に日本を離れようと考えていた彼だったが、「僕は冷たい人間だから」と自分の行動をやりすぎだと認めつつも覚悟を決める。しかし凜は、彼の行動が冷たさではなく“強さ”から生まれたものだと気づき、初めて真の優しさの意味を知るのだった。

■強くなる――彼の姿を見て覚悟を決めた

■合意書の件を母に説明すると…?

後日、母のもとを訪れた凜は、弟から預かった祖母の形見と、持ち出された現金を静かに差し出しました。そして、それらがすべて投資のために使われていたことを伝えます。

母は最初、弟のしたことを「彼女にそそのかされたのでは」と他人のせいにしようとします。けれど、凜はその言葉を遮るように、合意書の件を説明しました。

――今後、お金のことで再び迷惑をかけるようなことがあれば、弁護士に相談するように。そう伝えたうえで、弟に渡した100万円のことも包み隠さず話します。

その金額を聞いた瞬間、母の顔から血の気が引いていきました。

(福々ちえ)

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