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「お金がない人は子どもを祝っちゃいけないの?」どこまでも義父の肩を持つ夫にうんざり。義父がしんどい|ママ広場マンガ

  • 2025.11.23

沖縄での結婚式に向けて準備中のマミさんとショウタさん。二人とも両親が離婚しており、マミさん側は母親と姉、ショウタさん側は母親と妹だけを式に招待し、ずっと会っていない父親はお互い呼ばないことにしていました。しかし、父方の祖母から思いがけず父親の消息を聞いたショウタさんは会ってみることに。ショウタさんと一緒に義父に会いに行ったマミさんは、初対面にも関わらずデリカシーも遠慮もない義父にドン引き。一方のショウタさんは、「いつも心配してた」と調子のいいことを言われて嬉しくなったのか、独断で義父を結婚式に招待してしまいます。他の家族には自費で来てもらっている中、ショウタさんは義父の交通費を負担。そして、結婚式の前日にみんなが沖縄に到着すると、ホテルは自分で手配すると言っていた義父がホテルを取っていなかったことが判明します。すると、ショウタさんは自分とマミさんが泊まるスイートルームに義父を泊めると言い出し、マミさんは絶句。義母と義妹のおかげで義父の宿泊はなんとか回避できたものの、驚きを隠せません。その夜、マミさんがショウタさんに「お義父さんのこと、ちょっと気にかけすぎじゃない?」と話し合いを持ちかけると、ショウタさんは義母も久しぶりに義父に会えて喜んでいるはずだと主張。どう見てもそうは見えなかったマミさんが「本当にそう思ってるの?」と言うと、ショウタさんは「父さんは少なくとも嬉しかったって言ってくれてたよ」と不服そうに言いました。

人生の一大イベントが、突然現れた義父のせいで苦い思い出に・・・

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交通費とホテル代を負担してまで義父を結婚式に招いたショウタに、私は「お義父さんのことちょっと気にかけすぎじゃない?」と伝えますが、ショウタはこの期に及んでまだ義父を庇います。さらには「父さんと母さんは久しぶりに会えて喜んでると思う」と言う始末。あまりの楽観ぶりに驚き「本当にそう思ってるの?」と聞くと、ショウタは不服そうな顔で「・・・少なくとも父さんは嬉しかったって言ってくれてたよ」と言いました。

私はショウタに目を覚ましてほしい一心で、義母たちは自費で来てくれたうえにお祝いまで用意してくれたのに、お義父さんの分だけショウタが負担するのはおかしいと思う、と伝えました。ところがショウタはムッとした表情で、「・・・お金がない人は子どもを祝っちゃいけないの?」と返してきました。

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「父さんだって何もしてやれなくて肩身が狭いって悩んでたよ?」ショウタはそう言いますが、これまでの義父の言動を見ていた私はその言葉をどうしても疑ってしまいます。ショウタは続けて、「僕はそれでも父さんが来てくれたことが嬉しいんだ、本当に久しぶりに家族がみんな揃ったんだよ?」と切ない表情で言いました。

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「でも・・・」と言いかけた私の言葉を遮るように、ショウタはそっと背を向けると、「これ以上マミとは話したくない、悪いけどもう寝るよ」と言い、そのまま寝室へと消えていきました。

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翌日の結婚式。せっかく計画して沖縄まで来たのに、前日のことがあり、気まずさを感じるものとなりました。人生の一大イベントなのに、突然現れた義父のせいで苦い思い出になってしまうなんて・・・私は複雑な気持ちを抱えたまま式を終えました。

どこまでも義父の肩を持つショウタさんに、少しでも目を覚ましてほしい一心で説得を続けるマミさん。義母たちは自費で来てくれたうえにお祝いまで用意してくれたのに、義父の分だけショウタさんが負担するのはおかしい・・・そう伝えても、「お金がない人は子どもを祝っちゃいけないの?」と聞く耳を持ちません。そして迎えた翌日の結婚式。前日の空気を引きずり、気まずさを感じるものとなりました。義父のせいで、せっかくの晴れの日が苦い思い出になってしまうなんて・・・マミさんの胸の内を思うと、やりきれない気持ちになります。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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