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「今日も帰らないの…?」夫の事業が成功。しかし、陰で支えてきた私に待ち受けていた現実は<夫は自称起業家>

  • 2025.11.21

妊娠8カ月のカオリさんは出産を控え、楽しみと不安が入り混じっていました。そんな中、夫・リンヤさんが仕事を辞め、起業すると言うのです。そこで、リンヤさんは、半年の猶予を与えられました。
その間に、息子のマモルくんが誕生。憧れの社長・リョウさんの「家族を犠牲にしなければ成功はない」という言葉を胸に、毎晩飲み歩くリンヤさん。半年経っても、会社は軌道に乗らず、家庭もないがしろにしたままです。しかし、職場復帰を早めたカオリさんが、仕事も育児も担う中、テレビで「成功者は家族を大切にしている」と聞いた途端、一転して家事・育児に積極的になりました。
ですが、それも長くは続かず、家事も育児もしない夫に逆戻り。仕事終わりで子どもを抱えたカオリさんに食事の催促をし「この状況見てわからない!?」と激怒されてしまいます。その瞬間、まさかの開発したスマホのサービスがSNSで大バズり! リンヤさんは、ついに成功した経営者として、取材もされるようになりました。

ついに、成功者になった夫は…?

夫はインタビューで、「成功したのは家族の理解があったから」とヘラヘラして答えていました。

リンヤさんは、成功を祝って、行きつけの飲み屋で大盤振る舞い。

外泊を続け、妻子が風邪をひいていようとお構いなしに、家に帰らなくなりました。

一方、カオリさんは、収入が増えてよかったと思う半面、父親として子どもを愛してくれているなら、夫不在の家庭でも、自分が支えないと……と、複雑な心境なのでした。


事業が成功しても、家族に恩返しをするわけでもなく、これまで以上に家庭をかえりみないリンヤさん。しかし、カオリさんの頑張りがなければ、家庭も会社も、続けられていなかったでしょう。

成功を語るなら、陰で支え続けたカオリさんに、口先だけではない感謝を伝えてほしいものです。妻からすれば、夫の成功を手放しでは喜べませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター よういち

ベビーカレンダー編集部

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