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「連れ子邪魔?」「これは性教育」人気YouTuber夫婦が炎上…!夫婦の性行為を子どもの前で語るのはアウト?「性にオープン」の境界線がSNSで物議

  • 2025.11.3

どこまでが「性教育」なのか?夫婦YouTuberが炎上

どこまでが「性教育」なのか?※画像はイメージ
どこまでが「性教育」なのか?※画像はイメージ

チャンネル登録者多数の人気夫婦YouTuberが、今、「子どもの心理的負担」を巡る深刻な議論の的になっています。事の発端は、再婚した夫が妻の連れ子である子ども(長女)の前で、「再婚時、連れ子邪魔だった?」と笑いながら話す動画の切り抜きがSNSで拡散されたことでした。

「年の差婚」や「性にオープン」をテーマにリアルな発信を続けてきた夫婦ですが、今回の問題は、「家庭内での性に関するオープンさ」が、「子どもの心理的負担」の境界線をどこまで超えて良いのかという、重い議論を巻き起こしています。

大拡散した「連れ子邪魔?」発言と性的なトークの衝撃

2025年10月31日に動画の切り抜きがSNSで拡散されると、瞬く間に数万件のリポストを呼びました。特に問題視されているのは、「性にオープン」と称する日常的な言動です。

「長女の前で夫婦間の性行為の詳細を語るトーク」、「子どもが写る場面で、性的な話題を『性教育』と称して撮影」、「夫が長女を抱きながら『第2の妻だよ』と冗談めかす発言」など……。

夫婦は、これらの行動を「内輪の愛情表現」であり、「性はタブーではない」という先進的な考えだと説明。しかし、SNSでは「夫婦間の会話を子どもが聞くのは適切か」「オープンさと無神経さの線引きはどこか」という疑問が噴出しました。

子どもの笑顔は「本心」か「気遣い」か?

最も深く議論されているのは、動画に映る長女の表情です。SNSでは、「親の冗談に合わせて笑うのは、子どもなりの気遣いかもしれない」という指摘が広まっています。

児童心理の観点から見ると、子どもは親に愛されたいという思いから、本音を言えないまま親の発言に合わせる「防衛反応」を示すことがあるそうです。この騒動は、親が子どもの気持ちを代弁するかたちで発信を続けた結果、「子どもの権利」の観点から、家庭内での「性に関する話題の開示範囲」が問われる事態となりました。

警察が事情聴取!?「オープンな性教育」の落とし穴

この物議は社会問題に発展し、夫婦は警察から事情聴取を受けたことを明かしています(※11月3日時点で処分等は公表なし)。夫婦は一部動画を非公開にしつつも、説明動画ではおわびの言葉はなく、「長女は楽しんでいる」と主張しています。

擁護派からは「欧米では性教育がオープンな家庭もある」という意見が出ますが、今回のように夫婦間の具体的な性行為や子どもの身体に関する言動を日常的に開示することは、性教育の範疇を超え、子どもの自己肯定感やプライバシーを傷つけてしまうのか。「どこまでがオープンで、どこからが心理的負担になるのか」という、専門的な線引きの難しさが問われています。

子どもが誇れる「未来」はある!?家族発信者が問われることとは

この問題は、近年増加する家族系YouTuberが抱える構造的なリスクを浮き彫りにしました。

第一に、子どもは出演を選べないということ。 幼い子どもには、自分のプライバシーが公開されることを選ぶ権利や判断能力がありません。

また、編集され、切り抜かれた動画が、意図した「家族の愛」の文脈を失い、「心理的虐待の証拠」として拡散される危険性をはらんでいます。

家族発信を続けるすべてのクリエイターや親にとって、「家庭内での『オープンさ』の境界線はどこにあるのか」、そして「子どもが大人になったとき、自分の出演動画を誇れるか」を判断基準にすることが、今後の大きな課題となるのではないでしょうか。

(LASISA編集部)

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