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“鳥取ディス”元自民議員の“謝罪”に批判増幅!?「誤解の誤爆をしたらごめんなさい」ブログの「真意」にSNSが再び激怒へ

  • 2025.11.3

宮崎氏が「謝罪」。SNSの反応は?

宮崎氏が「謝罪」。SNSの反応は?
宮崎氏が「謝罪」。SNSの反応は?

前日(2025年11月2日)、自民党の元衆院議員・宮崎謙介氏がX(旧Twitter)で行った鳥取県への批判投稿が「地方ディス」として大きな波紋を広げましたが、この騒動は新たな展開を迎えています。

宮崎氏はXで「言葉足らずで申し訳ないです。詳細を綴りました」と謝罪文を投稿しましたが、同時に公開されたブログでの「真意」説明が、かえってSNSの批判を増幅させ、さらなる怒りを呼ぶ事態となっています。謝罪の不誠実さや、政治的対立の道具にされた地元民の怒りは収まらず、「二度と鳥取に来るな」といった拒絶の声が続いています。

「不快にさせてごめん、でも現実を見ろ」が逆効果か

宮崎氏がブログで強調した真意の核心は3つに集約されます。

一つ目は石破元総理への違和感。「総理の立場を経験した人が、舌の根も乾かぬうちに現政権への『後ろから鉄砲』を撃っていることに異を唱えたかった」とのこと。

二つ目は、「石破氏が初代地方創生担当大臣に就任して10年、地元鳥取の発展が期待を裏切った。政治家は『口だけではなく実行力があってこそ』」と、地方創生の成果への疑問を挙げました。

三つ目は、「訪問時に地元住民から『案内できるところは砂丘くらいしかない』『石破氏の顔も見ない』など、政治への不満を多く耳にした。」と地元の声があったことを挙げました。

しかし、この真意説明の直後、SNSでは批判が再燃しました。宮崎氏は「不快な思いをさせてしまったことにおわびを申し上げます」と述べつつ、「どうぞ客観的に現実を見ていただき受け入れていただきたい」と、批判者にも現実の受容を求めた姿勢が、「傲慢だ」「謝罪の体をなしていない」と激しい反発を招いているようです。

「政治家としての正論」と理解を示す声も

批判の声が大多数を占める一方で、宮崎氏のブログで述べられた政治的真意に対して理解を示す声もあります。ユーザーからは「真意はつたわった!」「言っていることは、地方創生がうまくいっていないという政治家としての正論だ」「石破氏への批判の軸はブレていない」という擁護の投稿が見られました。

これは、謝罪の形ではなく、あくまで「政治家は結果を出せ」という宮崎氏の主張自体には共感を示す層が存在することを意味しています。しかし、その主張を「鳥取県の現状を例に出して行った手段」に対する批判の声がやはり圧倒的多数を占めているのが現状です。

地元愛の理解が欠如

謝罪後もX上では、宮崎氏への非難がエスカレートしています。特に「鳥取を盾にした政治攻撃」という側面への怒りが集中しています。

鳥取出身のユーザーからは「謝罪する気がないなら言わないで。二度と鳥取に来るな」という、強い拒絶のメッセージが投稿されています。さらに、ユーザーからは「反省していない」「鳥取を盾にした政治攻撃」と、謝罪の不誠実さを指摘する声が続出。形式的な謝罪が、かえって信頼を失うというSNSの原則を示しました。

また、「鳥取は10年前より駅前は良くなっている」「地元民の不満を都合よく使った」との声もあり、宮崎氏が地域の実情を理解せず、一方的に印象で語ったことへの怒りが広がり、地元の誇りを守る議論へと発展しています。

批判増幅を招いた「政治系インフルエンサー」のジレンマ

宮崎氏の行動は、「政治的意図の正当化」と「地域への侮辱の訂正」のバランスを失っていることが批判が収束に向かわない原因なのかもしれません。

「謝罪が長文でも、本質的な反省や具体策を欠くとSNSでは逆効果。宮崎氏の場合、鳥取への侮辱を訂正せず、石破批判を正当化する姿勢が火に油を注いだ」と厳しい分析も寄せられています。

元国会議員という社会的影響力を持つ宮崎氏にとって、今回の批判の増幅は、SNS時代における「言葉の重み」と「謝罪の品位」という、極めて重要な教訓を残したのかもしれません。

(LASISA編集部)

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