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シドニー・スウィーニー、ボンドウーマンの噂を否定

  • 2025.10.30
Variety's 2025 Power of Women Los Angeles, Presented by Lifetime - Arrivals

シドニー・スウィーニーが、『007』シリーズの新作でボンドウーマンを演じるという噂を否定した。「正直なところ、ボンド映画に関する噂を全て知っているわけじゃない。でもシリーズの大ファンだから、新作が楽しみだし、興味もあります」と『Variety』のパワー・オブ・ウーマン特集号でコメント。ボンドウーマンを演じることに興味があるかと聞かれると、「脚本によるかな。ジェームズ・ボンド役のほうが楽しそうだけど」と語った。

60年以上の歴史を誇り、英スパイ映画の代名詞となった『007』シリーズは、2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後にダニエル・クレイグが15年に渡って演じたジェームズ・ボンド役を卒業。なかなか次のボンド役が決まらないなか、今年2月にAmazon MGMがクリエイティブ・コントロール権を獲得し、アメリカ人プロデューサーであるエイミー・パスカルや、カナダ出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を起用するなど、劇的な変化が訪れている。

新ジェームズ・ボンド役には、ジェームズ ・ノートンやダムソン・イドリス、レジェ=ジーン・ペイジ、リチャード・マッデンアーロン・テイラー=ジョンソントム・ホランドら数多くの名前が挙がる一方で、女性版ボンドをめぐる議論も起こっている。なお、『007/カジノ・ロワイヤル』でボンドウーマンを演じたエヴァ・グリーンは、『Vanity Fair』のインタビューで「女性を支持する身ですが、ジェームズ・ボンドは男性のままであるべきだと強く思います。女性が演じるのは理にかないません」とコメント。

イギリス出身の名優ヘレン・ミレンも『SAGA』のインタビューで、「私は大のフェミニストだけど、ジェームズ・ボンドは男性であるべき」「女性ではダメ。上手くいかない。ジェームズ・ボンドは、ジェームズ・ボンドでなければならない。そうでなければ、別物になってしまう」と語っていた。

Text: Tae Terai

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