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「エグすぎる…」「地上波では流せない」“強烈な過激描写”が光る至高ドラマ…「今まで見た事ない」人気俳優が魅せた“新境地”

  • 2025.12.1

近年、衝撃的な映像表現や猟奇的な事件描写で視聴者を惹きつけるドラマが数多く制作されています。中でも、地上波では放送できないレベルの過激描写を盛り込みながら、骨太なストーリーで高い評価を獲得した作品が注目を集めています。今回は、そんな「度肝を抜く過激描写で魅せた名作」をご紹介します。 本記事では、第1弾として2023年放送のドラマ『落日』(WOWOW)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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『ULTORA』アンバサダーに就任した竹内涼真(C)SANKEI
  • 作品名(放送局): 連続ドラマW 湊かなえ『落日』(WOWOW)
  • 放送期間 2023年9月10日~10月1日
  • 出演者 北川景子、吉岡里帆、竹内涼真、黒木瞳、久保史緒里 ほか

新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川景子)は、新人脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に、15年前に起きた『笹塚町一家殺害事件』を題材にした映画の脚本を依頼します。この事件は、引きこもりの長男・立石力輝斗(竹内涼真)が高校生の妹・沙良(久保史緒里)を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめたというもの。判決も確定しているこの事件を、なぜ香は映画化したいのか。そして真尋の故郷でもある笹塚町で起きたこの事件には、どんな真実が隠されているのか。事件を調べていくうちに、2人は衝撃の真実にたどり着きます。

WOWOWだから実現した衝撃の過激描写

本作の最大の特徴は、地上波では放送できないほどの過激な描写です。殺人事件の生々しい再現シーンや、死刑囚となった犯人との面会シーンなど、視聴者に強烈なインパクトを与える映像が続きます。

SNS上では「エグすぎる…」「地上波では流せない」といった声が見られました。第1話から事件の残酷な真相が次々と明らかになり、視聴者を釘付けにする展開が話題となりました。

また、「キャストの演技がすごかった」というコメントも。竹内涼真さんが演じる死刑囚の異様な雰囲気は、WOWOWという制作環境だからこそ実現できた演出といえるでしょう。

竹内涼真の"陽"を消した怪演に戦慄

もう一つの大きな見どころは、竹内涼真さんの従来のイメージを覆す役作りです。普段は爽やかで明るいキャラクターを演じることの多い竹内さんですが、本作では妹を殺害し、死刑囚となった男性を演じています。

SNSでは「今まで見た事ない」という声も寄せられました。いつもの爽やかさを完全に封印し、暗く陰鬱な雰囲気を纏った竹内さんの演技は、視聴者に強烈な印象を残しました。

心に強く残る名作

湊かなえさん原作のドラマ『落日』は、WOWOWという制作環境を最大限に活用し、過激で生々しい描写を取り入れた意欲作となりました。北川景子さん、吉岡里帆さんという実力派女優の初共演に加え、竹内涼真さんの新境地となる怪演、久保史緒里さんの迫真の演技など、豪華キャスト陣の熱演も光ります。

脚本は連続ドラマW『ソロモンの偽証』の篠﨑絵里子さん、監督は第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画『ミッドナイトスワン』の内田英治さんが務め、全4話という凝縮された構成の中で緊張感あふれる物語を展開。2024年には日本民間放送連盟賞の番組部門テレビドラマ番組において優秀賞を受賞し、高く評価されました。

過激な描写と深い人間ドラマが融合した本作は、視聴者の心に強く残る作品となっています。


※執筆時点の情報です