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「よくここまでやったな…」「覚悟して観て」“令和の技術”で再構築された一作…「文句なしの傑作」“熱狂呼んだ”名アニメ

  • 2025.11.30

アニメの中には、時を経て新たな形で再び注目を集める作品があります。今回は、そんな中から"令和に蘇った神アニメ"を5本セレクトしました。本記事ではその第5弾として、アニメ『無限の住人-IMMORTAL-』(Amazon Prime Video)をご紹介します。江戸の世を舞台に、不死身の男と復讐を誓う少女が過酷な運命に立ち向かう――その壮絶な旅路とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名:アニメ『無限の住人-IMMORTAL-』(Amazon Prime Video)
  • 配信開始:2019年10月10日

江戸の世、武士たちが生きる時代に、「百人斬り」と恐れられる不死身の男・万次(CV:津田健次郎)がいました。ある日、両親を逸刀流に殺された少女・凜(CV:佐倉綾音)が現れ、仇討ちの旅に同行してほしいと用心棒を頼みます。万次は最初こそ断りますが、凜の姿に亡き妹の面影を重ね、彼女を守ることを決意します。こうして二人は、剣の道を極めんとする集団──逸刀流を討つため、復讐の旅へと出発します。

旅の途中、不死身の万次さえも脅かすほどの強敵たちが立ちはだかるのでした――。

「よくここまでやったな…」視聴者騒然の演出

『無限の住人-IMMORTAL-』は、沙村広明さんによる人気漫画を原作とした再アニメ化作品です。原作は講談社「月刊アフタヌーン」で約20年にわたり連載され、累計発行部数は750万部を突破。2008年のテレビアニメ化、2017年の実写映画化を経て、今回は“完全アニメ化”を掲げた新シリーズとして制作されました。

本作は2019年10月からAmazon Prime Videoで全世界同時独占配信(※一部地域除く)がスタート。配信を主軸にしたことで、これまで地上波では表現が難しかった描写も原作に忠実な形で再現され、作品が持つ激しさや生々しさをそのまま映像化した点が大きな特徴です。SNSでは「よくここまでやったな…」「覚悟して観て」という声も。

その後、2020年4月には全24話がTOKYO MXとMBSで放送され、さらに多くの視聴者へと広がりました。

制作スタッフには、監督の浜崎博嗣さん、シリーズ構成の深見真さん、キャラクターデザインの小木曽伸吾さんなど、実力派クリエイターが集結。アニメーション制作はライデンフィルムが担当し、殺陣の動きなど細部にまでこだわり抜き再構築されています。OPテーマには清春さんの「SURVIVE OF VISION」が起用され、作品の世界観をより一層引き立てました。

キャストには、万次役の津田健次郎さん、浅野凜役の佐倉綾音さん、天津影久役の佐々木望さんをはじめ、豪華な声優陣が参加。再アニメ化にふさわしい盤石の布陣で制作された作品です。

“残酷さの美学”が貫かれた名作

『無限の住人-IMMORTAL-』の見どころは、原作でしか描けなかった残酷さや痛みを、令和の技術で“完全アニメ化”した点です。前作から約10年ぶりの映像化となり、SNSでは「待ってた!」という喜びの声が多く寄せられました。表現の幅が広がったことで、激しい戦闘や人体描写、人間の情念をより生々しく再現。殺陣の迫力と緻密な作画は圧倒的で、まるで当時の江戸の空気を感じ取れるような臨場感があります。

SNSでは「間の取り方が秀逸」「圧倒された」と評する声もあり、情け容赦ない描写や残酷さを映像美で描き出した演出が高い評価を受けています。さらに、「世界観に引き込まれた」「文句なしの傑作」と絶賛の声も多数寄せられています。

原作の魅力を令和の映像技術でよみがえらせた本作は、新しい時代だからこそ実現した挑戦的なアニメです。積み重ねられた歴史と現代の表現力が融合した本作は、まさに“令和に蘇った神アニメ”と呼ぶにふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です