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「NHKドラマで一番好き」「久しぶりに震えあがった」“桁違いのクオリティ”に視聴者感激…「完璧です」称賛殺到の至高作

  • 2025.11.23

NHKが誇る名作ドラマの中でも、特に熱烈なファンを持つ作品があります。それは、観る者の心に深く刻まれる人間ドラマ。今回はそんな「至高のNHKドラマ」5選をセレクト。

本記事では、第2弾として2013年放送のドラマ『夫婦善哉』(NHK)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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「第50回放送文化基金賞」の贈呈式に出席した尾野真千子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『夫婦善哉』(NHK)
  • 放送期間:2013年8月24日~9月14日

貧しい一銭天ぷら屋の娘から親の反対を押し切って憧れの芸妓となった蝶子(尾野真千子)は、放蕩三昧の柳吉(森山未來)と出会い恋に落ちます。父に勘当された柳吉と駆け落ちした蝶子は、様々な商売を試みますが、ことごとく失敗。喧嘩を繰り返しながらも別れることなく、共に生きていく道を選び続けます。

脚本は朝ドラ『ちりとてちん』『平清盛』などで知られる藤本有紀さんが手掛けた傑作です。

視聴者が絶賛する「色気以外に取り柄のないダメ男」の魅力

本作が多くの視聴者の心を掴んだ最大の理由は、森山未來さんが演じる柳吉という男の徹底的な“ダメさ”と“色気”の絶妙なバランスにあります。SNS上では「NHKドラマで一番好き」「久しぶりに震えあがった」「完璧です」と称する声が見られ、熱狂的なファンを獲得。

生活力がなく、女癖が悪く、商売もうまくいかない。それでも蝶子は柳吉を選び続ける。この人間の本質を突いた描写が、視聴者の心を強く揺さぶったのです。

尾野真千子が魅せた蝶子という女性の生命力

蝶子役を演じた尾野真千子さんの演技も高く評価されました。陽気な性格、そして何があっても前を向いて生きていく強さを持った蝶子という女性を、見事に演じています。

SNS上では「尾野真千子の着物姿すごく好き」という着物姿への称賛や、「演技力でぶん殴られた」と演技力を評価する声が多数見られました。

様々な困難に直面しながらも決して諦めない蝶子の姿は、多くの視聴者に勇気を与え、尾野さんの着物姿、そして繊細かつ力強い演技が、多くの視聴者を魅了しました。

笑いあり涙ありの人間ドラマ

ドラマ『夫婦善哉』は、織田作之助氏の名作を現代に蘇らせた、NHKドラマの傑作です。森山未來さんが演じる“色気以外に取り柄のないダメ男”柳吉と、尾野真千子さんが演じる陽気でたくましい蝶子。二人が織りなす愛の物語は、笑いあり涙ありの人間ドラマとして、多くの視聴者の心に深く刻まれました。

どうしようもないけれど憎めない、そんな人間の本質を見事に捉えたドラマ『夫婦善哉』。まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。


※記事は執筆時点の情報です