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「10回連続で観た」「好きすぎて30回くらい観た」“桁外れのリピーター”が相次いだ神ドラマ…世界トレンド1位を獲得した至高作

  • 2025.11.23

心に響く作品とは、俳優たちの熱演、丁寧に描かれる人間ドラマ、そして音楽を通じて紡がれる感動のストーリー。今回は、そんな「キャストの快演が光る名作」をご紹介します。

本記事では、2024年放送のドラマ『リビングの松永さん』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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2019年版カレンダーの発売記念イベントを行った髙橋ひかる(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『リビングの松永さん』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2024年1月9日〜3月26日(全12話)

親の事情で叔父が経営するシェアハウスに住むことになった高校2年生の園田美己(髙橋ひかる)。そこで出会ったのは、カタブツな29歳のグラフィックデザイナー・松永純(中島健人)でした。

カタブツなアラサー男と、ピュアで一生懸命な女子高生が、シェアハウスという一つ屋根の下で共同生活をスタート。バーテンダーの鈴木健太郎(向井康二)、大学生の北条凌(藤原大祐)、ネイリストの大貫朝子(黒川智花)、カレー屋でアルバイトをする服部あかね(大久保桜子)といった個性豊かな住人たちとともに、時に衝突し、時に助け合いながら、互いを認め合い成長していく年の差ラブコメディーです。

実写化発表時に巻き起こった賛否両論〜高校生と大人の恋愛描写をめぐって

原作漫画の実写化が発表された際、SNS上では作品の設定に対して賛否両論の声が上がりました。高校生と成人男性の恋愛を描くという内容に、現代の倫理観から違和感を覚える視聴者も少なくなかったのです。

SNSでは「実写化になると犯罪だと思ってしまう」といった意見も見られ、漫画として楽しめる内容でも、実写となると現実味を帯びてしまい、抵抗感が生まれるという人も。

確かに、未成年と成人の恋愛を描くことは慎重な配慮が必要なテーマです。しかし本作では、松永が「高校を卒業するまでは交際しない」という一線を守る姿勢を貫くことで、健全な関係性が描かれています。

脚本の田辺茂範さんは、原作の魅力を損なわずに、現代の視聴者にも受け入れられる形で丁寧に物語を紡ぎました。演出の金井純一さん、日暮謙さん、松川嵩史さんも、年の差恋愛の甘酸っぱさと清潔感を両立させることに成功しています。こうした慎重な描写と、中島健人さんと髙橋ひかるさんの誠実な演技が評価され、当初の懸念は次第に薄れていきました。

初回放送では、SNSで「リビングの松永さん」が世界トレンド1位を獲得するなど、大きな反響を呼び、SNSでは「最高すぎる」「何度観ても面白い」と称賛の声が相次ぎました。

さらに「10回連続で観た」「好きすぎて30回くらい観た」など桁外れのリピーターが相次ぐ異例の熱狂を見せました。

髙橋ひかるの繊細かつ愛らしい演技が光る

本作の見どころの一つは、ヒロイン・園田美己を演じた髙橋ひかるさんの快演です。恋愛偏差値3のピュアな女子高生を、髙橋さんはナチュラルな演技で魅力的に表現しました。

一途で真っ直ぐな性格、松永への恋心に戸惑いながらも懸命に前を向く姿は、視聴者の共感を呼びました。特に、感情が溢れるシーンでの繊細な表情の変化や、クスッと笑えるコミカルな演技まで、幅広い表現力を見せています。

SNSでは「可愛すぎる」「髙橋ひかるちゃんの演技が自然で引き込まれる」といった声が多数見られました。また、「制服姿が似合いすぎる」「ピュアな女子高生役がピッタリ」など、ビジュアル面でも高い評価を得ています。

ヒロインとしての存在感を確立しつつ、共演者との調和も大切にする髙橋ひかるさんの演技は、本作の成功に大きく貢献したと言えるでしょう。

多くの人々に感動を与えた名作

ドラマ『リビングの松永さん』は、年の差恋愛という賛否が分かれるテーマを、丁寧な脚本と演出、そして演技で昇華させた作品です。中島健人さんの不器用ながら優しさ溢れる松永純、髙橋ひかるさん演じるピュアで一生懸命な美己、そして向井康二さんをはじめとする魅力的なシェアハウス住人たちの快演が、物語に深みと温かさを与えています。

実写化発表時には懸念の声もありましたが、世界トレンド1位を獲得するほどの反響を呼びました。シェアハウスでの日常を通じて、互いを認め合い成長していく登場人物たちの姿は、多くの人々に感動を与えたことでしょう。キャストの快演あってこその名作、それがドラマ『リビングの松永さん』です。


※執筆時点の情報です