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「離脱しなくて本当よかった」「何コレめっちゃ面白い」“秀逸な脚本”に視聴者釘付け…人気女優が“圧巻の快演”で魅せた名ドラマ

  • 2025.11.29

毎日忙しい中でドラマを観る時間は貴重。だからこそ、最後まで観て「時間を使って本当によかった」と思える作品に出会いたいものです。今回は、そんな「観続けてよかったと思える良作」をご紹介します。 本記事では、第4弾として2023年放送のドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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ドラマ『パリピ孔明』で演じるEIKOとして初ライブを行った上白石萌歌(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)
  • 放送期間:2023年1月5日〜3月2日
  • 出演者:西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌、優香、福士誠治 ほか

元マル暴の警部補・架川英児(西島秀俊)は、あるトラブルに巻き込まれ所轄の刑事課に左遷されてしまう。そこで組むことになったのは、秘密を抱える所轄のエース刑事・蓮見光輔(濱田岳)だった。さらに、警視庁副総監の娘で新米刑事・水木直央(上白石萌歌)も加わり、3人のアウトサイダーたちが難事件に挑む。しかし、捜査が進むにつれ、それぞれが背負う過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へとなだれ込んでいく。

加藤実秋さんによる原作小説を、脚本・髙橋泉さん、演出・木村ひさしさんらが映像化。サスペンス、コメディ、復讐劇といった多彩な要素が詰め込まれた異色の刑事ドラマです。

第1話から一転──回を重ねるごとにみせた“惹き込まれる展開”

本作は放送当初、独特の演出や設定に戸惑う視聴者も少なくありませんでした。しかし、回を重ねるごとに物語の深みが増し、「離脱しなくて本当よかった」「何コレめっちゃ面白い」という声が相次ぎました。

第1話では軽妙なコメディタッチが目立ったものの、物語が進むにつれてシリアスな展開が増し、各キャラクターの背景が丁寧に描かれていきます。特に、濱田岳さん演じる蓮見光輔の正体が明らかになる第3話以降は、緊迫感が一気に高まりました。

視聴者からは、「1話との変わりぶりがすごい」「後半の伏線回収が見事」「観続けて本当に良かった」といった声が多数寄せられ、最終回まで目が離せない展開となったのです。

上白石萌歌さんの新境地──コメディエンヌとしての魅力が炸裂

本作でもう一つ注目されたのが、上白石萌歌さんの演技です。新米刑事・水木直央役として、これまでとは異なるコメディエンヌとしての一面を見せ、視聴者を驚かせました。

SNS上では「萌歌ちゃんのコメディエンヌぶりが最高」といった投稿が見られました。上白石さんが演じる直央は、警視庁副総監の娘という立場ながらも、天然で真っすぐな性格。時に空気を読まない発言で場を和ませ、架川や蓮見とのやり取りでは絶妙なコメディセンスを発揮しました。真面目なシーンとコミカルなシーンを自然に演じ分ける姿に、「新しい魅力を発見した」「こんなにコメディができるとは」と、多くの視聴者が絶賛。本作は、上白石さんの演技の幅を示す作品となりました。

回を重ねるごとに魅せた名作

ドラマ『警視庁アウトサイダー』は、第1話だけでは判断できない奥深い作品でした。独特の演出や軽妙なコメディタッチに戸惑った視聴者も、回を重ねるごとに明かされる伏線や、シリアスな展開に引き込まれていきました。西島秀俊さん、濱田岳さん、上白石萌歌さんという実力派キャストが織りなす人間ドラマは、最後まで観てこそ真価が分かる内容です。特に、上白石萌歌さんのコメディエンヌとしての演技は必見。「離脱しなくてよかった」と心から思える、観続けてよかったと思える良作です。もし見逃していた方がいれば、ぜひ配信で全話通して観ることをおすすめします。きっと、最終回を迎える頃には「観てよかった」と感じるはずです。


※執筆時点の情報です