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「開始10分で激アツ」“圧巻の完成度”に視聴者熱狂…人気映画の“10年後を描いた”名ドラマ

  • 2025.11.27

毎日忙しい中でドラマを観る時間は貴重。だからこそ、最後まで観て「時間を使って本当によかった」と思える作品に出会いたいものです。今回は、そんな「観続けてよかったと思える良作」5選をセレクト。 本記事では、第4弾として2025年放送のドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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映画『夜明けのすべて』公開記念舞台挨拶 上白石萌音(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2025年7月9日~9月10日
  • 出演者:當真あみ、上白石萌音、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空 ほか

本作は、広瀬すず主演の映画『ちはやふる』3部作から10年後の世界を描くオリジナルストーリーです。舞台は梅園高校。競技かるた部の幽霊部員である高校2年生の藍沢めぐる(當真あみ)は、「今どき部活なんてタイパ悪すぎでしょ」と、青春よりも将来への投資を優先する現代っ子。バイトと投資に精を出す日々を送っていました。

そんなめぐるの前に、新たにかるた部の顧問となった非常勤講師・大江奏(上白石萌音)が現れます。奏は映画版で綾瀬千早(広瀬すず)らとともに青春を懸けてかるたに打ち込んだ、瑞沢高校かるた部のOGでした。奏との出会いをきっかけに、めぐるは少しずつ競技かるたの魅力に引き込まれていきます。

廃部寸前だった梅園かるた部に、白野風希(齋藤潤)、与野草太(山時聡真)、村田千江莉(嵐莉菜)、奥山春馬(高村佳偉人)、八雲力(坂元愛登)といった個性豊かな仲間が集まり、全国大会出場を目指して奮闘します。そして最終予選では、かつて千早たちが青春を懸けた名門・瑞沢高校との対戦が待っていました。

序盤から心を掴む展開に視聴者から反響続々

人気作の完全新作ドラマということもあり、多くのファンが心待ちにしていた本作。初回放送から、SNS上では視聴者の感動の声が数多く寄せられました。X(旧Twitter)では「開始10分で激アツ」といった投稿が見られるなど、早い段階から作品の世界に引き込まれた視聴者が続出しました。

青春に懐疑的だっためぐるが、次第に仲間たちとの絆を深め、競技かるたに本気で向き合っていく姿に、多くの視聴者が心を動かされたようです。「まさに青春」といった声も多数上がり、令和の高校生たちが懸ける熱い想いが丁寧に描かれていることが高く評価されました。

また、映画版のキャラクターとは対照的に、タイパを重視し効率的に生きようとするめぐるというキャラクター設定も新鮮で、多くの共感を呼びました。

映画キャストの続投とサプライズ出演が話題に

本作の大きな見どころの一つが、映画版から続投したキャストの登場です。上白石萌音さんが演じる大江奏は、映画では高校生でしたが、ドラマでは非常勤講師として梅園高校かるた部の顧問に就任。かつて自分が経験した青春を、今度は指導者として次世代に伝える役割を担います。

さらに中盤〜後半で、広瀬すずさん(綾瀬千早役)、野村周平さん(真島太一役)、新田真剣佑さん(綿谷新役)、矢本悠馬さん(西田優征役)、森永悠希さん(駒野勉役)、佐野勇斗さん(筑波秋博役)、優希美青さん(花野菫役)といった瑞沢高校かるた部OBたちがサプライズ的に登場し、大きな話題となりました。

第9話では、野村周平さん演じる太一が梅園の白野風希に対して「青春は時間を表す言葉じゃない。青春全部かけてから言え」と語るシーンが登場。これは映画版で原田先生から太一自身が言われた言葉で、それを今度は太一が次世代に伝えるという展開に、視聴者からは「涙が止まらない」「ファンにはたまらない」といった感動の声が殺到しました。

涙の最終回で完結!梅園と瑞沢の熱戦

放送前からファンの心を掴み続けていた本作。最終回では、全国大会出場を懸けた最終予選が描かれました。

千早や太一らが見守る中、めぐるとライバルの月浦凪(原菜乃華)が激突。過去にある因縁を抱えていた二人でしたが、最終回では互いに手を取り合う姿が描かれ、「涙が止まらん」「感動した」といった声がSNSに溢れました。

梅園と瑞沢の試合結果については賛否両論ありましたが、「頑張る姿に感動」「青春全部懸けた姿が尊い」と、最後まで熱い青春ドラマとして高く評価されました。

多くの視聴者の心を掴んだ名作

ドラマ『ちはやふる-めぐり-』は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を舞台に、新世代の高校生たちが競技かるたに懸ける青春を描いたオリジナルドラマです。當真あみさん演じるめぐるが、上白石萌音さん演じる奏や仲間たちとの出会いを通じて成長していく姿、そして映画版キャストのサプライズ登場による世代を超えた絆の描写が多くの視聴者の心を掴みました。

初回から最終回まで、涙と感動に包まれた本作は、まさに「観続けてよかった」と思える良作と言えるでしょう。映画版のファンはもちろん、初めて『ちはやふる』の世界に触れた方々にとっても、忘れられない青春ドラマとなったのではないでしょうか。


※執筆時点の情報です