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「大傑作でビックリ…」「間違いなく名作」“度肝を抜く完成度”に感無量…「神演技」実力派女優の“才能が爆発”した至高作

  • 2025.11.10

ドラマや映画の中には、物語の世界に引き込まれ、気づけば時間を忘れてしまうほど夢中になる作品があります。今回は、そんな中から"没入してしまう名作"を5本セレクトしました。本記事ではその第4弾として、映画『朽ちないサクラ』(カルチュア・パブリッシャーズ)をご紹介します。満開の桜が舞う街で起きた不可解な殺人事件――。真実を追う女性警察官の姿を通して、“正義とは何か”を問いかける警察ミステリーです。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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主演映画「朽ちないサクラ」の公開記念舞台あいさつに出席した女優・杉咲花(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『朽ちないサクラ』(カルチュア・パブリッシャーズ)
  • 公開日:2024年6月21日
  • 出演: 杉咲花(森口泉 役)

愛知県平井市で、女子大学生がストーカー被害の末に、神社の長男に殺害される事件が発生しました。地元新聞は、警察が被害届の受理を先延ばしにしていたこと、さらにその間に慰安旅行へ出かけていた事実を報じます。これにより、県警は厳しい批判を浴びることに――。

県警広報広聴課の森口泉(杉咲花)は、親友で新聞記者の津村千佳(森田想)が約束を破って記事にしたのではないかと疑います。しかし千佳は「疑いは絶対に晴らすから」と言い残して姿を消し、1週間後、変死体となって発見されました。

自責と後悔の念に駆られた泉は、本来、捜査を担当しない部署でありながら、警察学校時代の同期・磯川俊一(萩原利久)の協力を得て、独自に真相を追い始めます。やがて事件の背後に公安警察の存在が浮かび上がり――。

公安の影に切り込む――女性警官が追った“真実”の行方

『朽ちないサクラ』は、大藪春彦賞を受賞した作家・柚月裕子さんによる同名小説を原作とした、「サクラ」シリーズ第1作目の警察ミステリー映画です。原作は、県警の広報職員という“捜査を行わない立場”の女性を主人公に描いた異色の警察小説で、続編『月下のサクラ』とあわせて累計27万部を超える人気シリーズとなっています。柚月さんが描くのは、理不尽な現実の中でも“真実”を追い求め、立ち向かおうとする人々の姿です。

監督は『帰ってきた あぶない刑事』で注目を集めた原廣利さん。脚本は我人祥太さんと山田能龍さんが手がけています。

主演は、『市子』『52ヘルツのクジラたち』『片思い世界』などで高く評価されている杉咲花さんです。杉咲さんは、県警広報課に勤める主人公・森口泉を繊細かつ力強く演じました。

泉の親友で新聞記者の津村千佳役を森田想さん、同期の磯川俊一役を萩原利久さん、上司の富樫隆幸役を安田顕さん、そして県警捜査一課の梶山浩介役を豊原功補さんが熱演。実力派俳優たちが作品の世界観を支えています。

なかでも、主演の杉咲花さんには「可愛い」「シリアスな役がハマっている」といった感想が多く寄せられました。「安定の演技力」「演技」「熱演が心に響いた」「唯一無二の女優」といった称賛も多く、迫真の演技で役を演じ切った杉咲さんは、まさに“邦画界の次なるスター”と呼ぶにふさわしい存在です。

本作の撮影は2023年春、愛知県蒲郡市を中心とした県内でオールロケを実施。満開の本物の桜を使ったシーンは、監督のこだわりが詰まった映像美として大きな話題を呼びました。公安警察を示す隠語“サクラ”と、象徴的に咲き誇る桜の花が重なり、物語全体を貫く印象的なモチーフとなっています。

「恐怖にゾッとした…」桜が映す光と影

『朽ちないサクラ』のみどころは、作品全体のクオリティの高さにあります。原廣利監督の緻密な構成と演出に、キャスト陣の迫真の演技が重なり、「間違いなく名作」と称される完成度を生み出しました。

物語の軸にあるのは、“それぞれの正義”のぶつかり合いです。正しいと信じた行動が、結果的に誰かを傷つけてしまう――登場人物たちがそれぞれの信念を貫こうとする中で、正義が変わりゆく瞬間を鋭く描き出しています。

満開の桜を映し出す映像も圧巻です。原監督が“サクラ”に込めたのは、単なる美しさではなく、真実と虚構を映す象徴――その印象は物語の進行とともに変化し、やがて、見る者が恐ろしささえ感じるようになります。
こうしたテーマ性と卓越したカメラワークが相まって、「日本映画でここまでの作品が作れるのか」と驚嘆の声があがるほどの没入感を生み出しました。

SNSでは、「盛り上がりがイマイチだった」「ラストの詰めが甘い」といった意見もありましたが、その一方で「イケオジの二人が最高!」「キャスト陣が魅力的」「始終ハラハラした」「恐怖にゾッとした」といった熱い反応が続出。「ビジュアルが素敵」「鳥肌がたった」「世界観に惹きこまれた」「何回も観たくなる映画」「超絶大傑作」「大傑作でビックリ…」と絶賛の声が相次ぎました。

緊迫感と美しさをあわせ持つ映像美、俳優陣の迫真の演技、そして物語の深いテーマ性――。そのすべてが見事に融合した本作は、まさに“没入してしまう名作”と呼ぶにふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です