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朝ドラ『ばけばけ』"あまりにも痛々しいシーン"に視聴者絶句…「衝撃が大きすぎて」「辛すぎる」

  • 2025.11.8

現在第6週目放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』が、SNSで大きな話題となっています。第5週目から登場しているヘブン先生のコミカルな言動もさることながら、視聴者の間では第28話のラストで再登場した人気女優の"あまりにも痛々しいシーン"に注目が集まっているようです。「衝撃が大きすぎて」「辛すぎる」と皆が絶句したそのシーンとは、いったいどのような場面なのでしょうか…?

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2025年撮影。映画「ナイトフラワー」の完成披露試写会に出席した北川景子(C)SANKEI

ヘブンの女中探しに奔走する錦織…第6週「ドコ、モ、ジゴク。」

『ばけばけ』は、明治初期を舞台に、小説家兼日本研究者の小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、その妻・小泉セツをモデルとして2人の出会いや暮らしを描いた物語。作中では小泉八雲は「レフカダ・ヘブン」、小泉セツは「松野トキ」という名前で登場します。レフカダ・ヘブンは『SHOGUN 将軍』などで知られるトミー・バストウさんが、松野トキは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで人気急上昇中の髙石あかりさんが演じています。

9月29日から放送が始まり、今週は第6週目「ドコ、モ、ジゴク。」がオンエアされました。

第6週目は、ヘブンが宿を出て1人暮らしを始めるため、同僚兼通訳の錦織友一(吉沢亮さん)が女中探しに奔走する様子が描かれました。遊女のなみ(さとうほなみさん)が、女中候補として名乗りを上げますが、ヘブンの希望は「武家の娘」。そのため、トキに白羽の矢が立ちます。

宿屋の使用人の給料が90銭/月、女教師の給料が4円/月の時代、20円/月と破格の待遇を提示され驚くトキでしたが、ヘブンの女中になるということは「らしゃめん(=洋妾)」として街の人々から後ろ指さされる存在になるということに他なりません。家族のことを考えると、とても「女中になる」とは言えないのでした。

「独り身であれば自決していたでしょう」あのおタエ様が物乞いに…

第5週から登場しているヘブン役・トミー・バストウさんの見事な役作りや、錦織役の吉沢亮さんとのクスリと笑えるコミカルなやり取りもさることながら、視聴者の間では第28話(11月5日放送回)のラストで映った"あまりにも痛々しいシーン"に注目が集まっているようです。

そのシーンとは、「困窮したおタエ様が物乞いをする」場面!

織物工場倒産後、親戚を頼って三之丞(板垣李光人さん)と共に別な土地に移り住んだはずタエ(北川景子さん)が、なぜが松江に戻ってきており、しかも地面にゴザを敷いて物乞いをしている姿を、トキは目撃してしまいます。

移り住んだ土地で何かあったのでしょうか?服が擦り切れ、道行く人に罵倒されてもなお背筋をピンと伸ばし、美しい姿勢で物乞いをするおタエ様に、トキだけでなく視聴者も呆然。

「衝撃が大きすぎて」「辛すぎる」「タエ様…!」など、SNSにはショックを受けた人々の悲痛な叫びが相次ぎました。

衝撃的な姿で再登場したタエ役・北川景子さんは、タエの現状について、

手元に残った大切な三之丞を1人で立てる人間にするためにも、タエなりに生きる選択をしました。独り身であれば自決していたでしょう。
誇りは捨てませんが、柔軟に、泥臭く。息子のために。たとえ間違ったやり方でも。時代に取り残されても。
出典:北川景子/ Keiko Kitagawa@KKeiko_official 2025年11月6日投稿より

と語っていました。この言葉が胸に沁みた視聴者も多く、「(タエの)必死さが伝わる」「切ない」「幸せになって」など、優しい言葉が数多く寄せられています。

第7週「オトキサン、ジョチュウ、OK?」

タエの痛々しい姿を目にした後、トキは職探しに失敗し痩せてみすぼらしくなった三之丞とも再会します。2人の窮状と借金返済に追われる松野家を背負い、トキはいったいどんな選択をするのでしょうか?そして、タエや三之丞はこの悲惨な状況から抜け出すことができるのでしょうか?

今後も朝ドラ『ばけばけ』を見逃せませんね!


※記事は執筆時点の情報です