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必須の備え! カセットコンロ・卓上IHヒーターがあればできること

  • 2025.10.29

カセットコンロや卓上IHヒーターがあると、どんなことができるでしょうか。調理だけではなく、ほかの場面でも活躍します。

災害に備えカセットコンロや卓上IHヒーターを!

災害でライフラインが停止した場合、まず電気が復旧し、その後、水道、ガスと復旧するパターンが多いようです。東日本大震災の際には9割程度復旧するまで、電気は6日、水道は24日、都市ガスは34日かかっています。

キッチンでガスコンロを利用している家庭はもちろん、IHヒーターを利用している家庭でも停電中はカセットコンロが必須の備えです。

停電が解除されて以降は、普段ガスコンロを使用している家庭であれば卓上IHヒーターの備えもあると便利です。停電が解除されて以降、都市ガスが開通するまでの期間にカセットボンベの消費量を気にすることなく使うことができます。

カセットコンロ・卓上IHヒーターがあればできること

カセットコンロや卓上IHヒーターがあると、災害時どんなことに活躍するのでしょうか。4つの項目に分けて紹介します。

調理

また、ポリ袋を活用して湯せん調理を活用すると、一度に何品か調理でき、ガスを節約できます。

防災ニッポンではポリ袋湯せん調理のレシピを紹介しています。平常時から慣れておくと、非常時にも落ち着いて調理できます。

<こちらの記事もよく読まれています!>→防災にも時短にも大活躍!ポリ袋調理の簡単レシピ

<こちらの記事もよく読まれています!>→災害時もポリ袋で温かなパスタやオムレツ!簡単レシピ3品

また、普段電気炊飯器で炊飯をしている人は、ガスコンロを使った炊飯方法もいくつか試しておくことをおすすめします。

こちらの記事では、ポリ袋湯せん調理や鍋を使った炊飯方法を紹介しています。

<こちらの記事もよく読まれています!>→「災害時・停電時にも簡単炊飯!炊飯器無しでご飯を炊く方法4つを比較」

沸かしたお湯を活用【1】:煮沸消毒

沸かしたお湯は、飲みもの・食事作り以外にも活用できます。

煮沸消毒は哺乳瓶をはじめ、手拭き用のタオルなど衛生が気になるアイテムをしっかり除菌できます。ただし、湯せん調理後のお湯は汚れている場合があるので、煮沸消毒には使わない方が無難でしょう。

沸かしたお湯を活用【2】:ゆたんぽ・簡易カイロ

沸かしたお湯は、ゆたんぽに入れたり、ペットボトルに入れて簡易カイロにしたりと、活用できます。こちらは少々お湯が汚れていてもOKです。

簡易カイロの使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

<こちらの記事もよく読まれています!>→寒い時期の避難に。新聞紙やペットボトルを使って温まる方法を試しました!

沸かしたお湯を活用【3】温タオル

お湯にタオルを浸し、温タオルを作るのもおすすめです。温タオルは寒い時季でも凍えることなく体を拭けるため、お風呂に入れない時には便利なアイテムです。

カセットコンロの注意点

便利なカセットコンロですが、使用するにあたり注意しなければいけないポイントを紹介します。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

<こちらの記事もよく読まれています!>→カセットコンロ・カセットボンベにも寿命がある!買い替え時期と正しい使い方

カセットコンロとカセットボンベには使用期限がある

カセットコンロは製造から10年、カセットボンベは製造から7年が使用期限です。カセットボンベは期限内でも、錆びているものや缶が変形しているものは使用しないようにしましょう。

カセットコンロとカセットボンベは同じメーカーで揃える

テント内や自動車の中で使用しない

狭い空間で使用すると、一酸化炭素中毒や酸欠になる恐れがあります。屋内で使用するときは換気に注意しましょう。

気温が低い方がカセットボンベの消費スピードが上がる

同じ使い方でも、気温が違うとカセットボンベの消費量が変わります。気温が低い方が消費量が多くなるので、冬季はより多めに準備しておく方が良いでしょう。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

<こちらの記事もよく読まれています!>→カセットボンベの備蓄量ってどれくらい? 冬のほうが多く必要って本当?

まとめ

災害時に「持っていて助かった!」という声も多く聞くカセットコンロは、防災の面で必須の備えです。調理だけではなく活用できる範囲も広く使えるからこそ、注意事項を守りながら適切に使っていきたいですね。

これから秋が深まり、鍋物など日常的にカセットコンロを使う場面も増える時季です。古いカセットボンベを使いながら新しいものを買い足し、ローリングストックしていきましょう。

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

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