【日田市】立ち退き後4カ月→駅構内にカフェ開店！スイーツは100円～♪

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！ 温泉が恋しくなってくるこの季節。今回は福岡県からちょっと足を延ばして、お隣の大分県日田市にある温泉地、天ケ瀬温泉へ行って参りました。半年前に行った時とは異なる駅構内の様子を早速お伝えさせていただきますね。

JR九州久大本線の駅「天ヶ瀬駅」（あまがせえき）は、こじんまりした駅ですが、特急列車も停まる駅です。駅周辺には温泉が点在し、九州でも屈指の温泉地「天ケ瀬温泉」がある所。その駅とつながって、観光案内所「天の国プラザ」があり、パンフレットや天ヶ瀬温泉復興写真展が開設されています。

10月18日にオープン！

前回来た時は、観光案内所しかなかったのですが、今回はがらりと雰囲気が変わっていました。

以前駅前にあったお店「Azuki（あづき）」が案内所内にオープンしていました。着いた時には、遅めの昼食を終えた地元の方々が帰る頃で、早くも人気のようです。

以前お店のあった場所

お店のあった場所は九州豪雨被災後の河川改修事業のため、立ち退きの対象となり、今年6月に閉店。駅で電車を待つ人たちの憩いの場になっていたので、このお店がなくなったら、お客さんは困るだろうなと心配したオーナーさんは、使われていなかった観光案内所内のスペースにお店を開くことができないかと思いました。しかし、市の施設であることや、ガスをひいていないなどの問題が発覚。それでも市が公募したり、IH調理器を使用するなど、市の協力とオーナーさんの工夫がお店のオープンにつながりました。立ち退きから4カ月、待ちに待ったオープンです！

リーズナブルな手作りスイーツ♪

店頭には、オーナーさんの手作りスイーツが並びます。

ご高齢の男性が「おいしかったよ」と言っていたのは、フルーツたっぷりの「ブルーベリータルト」（400円）

「ガトーショコラ」もずっしりとしていておいしそうです。しかもお値段300円というリーズナブルさ。

ふっくらと焼きあがったスコーンもありました。大きめサイズで200円です。

他にも、天ケ瀬で人気の「あぜみちグループ」が作ったかりんとうも販売しています。家族のお土産にしている人もいましたよ。

地元の方が作った、びわ茶やくわ茶も人気だそうです。

小腹を満たすために私が選んだのは、「チョコクッキー」

アメリカンクッキーのように大きな手のひらサイズ！これが100円です。

チョコもたくさん入っていて、手作りの優しさが伝わる素朴な味わいに、癒されました。

レモン水や温かいお茶は無料サービスです。この日のお茶はよもぎ茶とびわ茶のブレンドで、ホッとする味わいでしたよ。

これからにも期待♪

「今は慣れない調理器具を使って一人でお店をしているので、食事メニューは以前から人気だったジビエカレーだけですが、様子を見ながらメニューを増やしていきたいと思っています。」とオーナーの岡山さん。

11月からはだんご汁やおぜんざいの提供も始める予定だそうです。

ステンドグラス越しに入る光も素敵なカウンター席♪

観光案内所兼無料の足湯と手湯もあるので、お茶や食事の後にリラックスして帰るのもお勧めですよ♪ぜひ足を運んでみてくださいね。

Azuki（あづき） 大分県日田市天瀬町桜竹540-1（JR天ケ瀬駅構内） 0973-57-2166（あまがせ観光案内所） 9時～17時 定休日 火・水