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【ブシュロン『キャトル』】コレクション誕生から20周年、語りたくなるほどの美学が宿る名作リング

  • 2025.10.17

「不易流行」とは、時代を超えて変わらない本質的な「不易」と、時代や状況に応じて変化する「流行」を調和させる概念。

ファッションは名作を選ぶセンスを持ちながら、レストラン選びでは流行を取り入れる柔軟さを。そんな感性こそが、大人の男の正解だ。

【vol.08】ブシュロンの「キャトル クラシック ダイヤモンド リング ラージ」
2004年に誕生した「キャトル」。イエロー、ピンク、ホワイトという3色の18Kゴールドに、ブラウンPVDやラウンドカットしたダイヤモンドを組み合わせた、グラフィカルなデザインが魅力


パリのヴァンドーム広場に初めてブティックを構えたハイジュエラー、ブシュロン。1858年に産声を上げた同ブランドを代表するコレクションとして知られるのが、「キャトル」だ。

フランス語で“4”を意味し、その名のとおりヴァンドーム広場の石畳をイメージした“クル ド パリ”、創業者のルーツであるオートクチュールの世界を表現した“グログラン”、建築の意匠からインスパイアした“ダブルゴドロン”、そしてブランドの卓越した技術を象徴する“ダイヤモンド ライン”という、4種の異なるモチーフを組み合わせた。

同じく、多彩なコンセプトを持ち、6月27日にオープンしたのが、麻布十番の『kiso』だ。中目黒の『nou』『iro』に続くこの3号店は、料理の“基礎”となる出汁を重んじることからこの名が付けられた。

日本料理がベースだが、フレンチなら“フォン”や“ブイヨン”、そして中華であれば“湯”に代表される出汁の文化と、3ヶ国の調理技法を卓越した技術で組み合わせる。

個性の異なる要素を掛け合わせてなお、よどみなく美しく、そして口福をもたらすひと皿へと到達させる姿勢は、歴史ある「キャトル」のそれに近いものを感じざるを得ない。

■アイテム
¥1,650,000[予定価格]〈ブシュロン/ブシュロン クライアントサービス TEL:0120-230-441〉

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