「何やってるんですか？」お義母さんが孫の部屋でしていたこと／バニラファッジ

認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん（義叔母）の2人を在宅介護するバニラファッジさん。今回は「孫の部屋から出てきたお義母さん」をご紹介します。

【前回】「おばちゃん」って私のこと!? 認知症の義母と話していたら...

メイは我が家の長女、お義母さんの孫です。

お義母さんがなぜか不在のメイの部屋からがひょっこり出てきたので、
また家の中で迷子になっているのではと確認したのですが...

めちゃくちゃ叱られました。

日中のお義母さんは、家中のカーテンを（本人は「窓」と言うけど）
開けたり閉めたりしている。
開いていると「不用心だ」とカーテンを閉めて
閉まっていると「暗い」とカーテンを開ける。
その作業は誰かが止めるまでエンドレス。

そしてその日の夕方、帰ってきたメイが...

こうした、お義母さんの認知症からくる行為でモヤっとすることは日々ありました。
妹（おばさん）や息子（ダンナ）だと、すぐ喧嘩になりましたが
メイは、まず怒らないので寛容だなぁと思いました。

私とメイはよく親子喧嘩しますが、振り返ると孫と祖母の関係はずっと良好だったなと思います。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

バニラファッジ

夫と3人の子ども、義母と義母の妹（おばさん）の7人家族の日々を描いた大人気ブログ「７人家族の真ん中で。」の管理人さん。身体は丈夫だけれど、認知症で毒舌な義母（2016年に他界）と、頭はしっかりしているけど、リウマチと骨粗鬆症で車いす生活のおばさん（2015年に他界）との「在宅介護の日々」を、あれこれ思い出しながら描いていきます。著書に『スーパー嫁の汗と笑いの在宅介護: お義母さん!トイレはこっちです』『7人家族の真ん中で。』『91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます』など。