妊娠した浮気相手は義母の承認を得て既に義実家に住んでいる。心を打ち砕かれた妻。離婚と秘密｜ママ広場マンガ

エリートサラリーマンで長男のつかささんと結婚し、都内に購入したマンションで専業主婦として愛するつかささんを支え、穏やかに暮らしていたカオルさん。結婚７年目で子宝に恵まれず夫つかささんと一緒に不妊治療を頑張っていたつもりでしたが、ある日突然、つかささんに離婚を切り出されました。早く子どもが欲しかったと言うつかささんには、実は別に女性がいて、その人が妊娠８ヶ月と聞いてショックを隠し切れないカオルさんです。

自分の子どもが欲しくて待てない夫の言い訳

ある日突然、別の女性に子どもができたからと夫つかさに離婚を切り出されてショックを受けた私。私たちはお互いに妊活に協力して一緒に頑張っていたのにどうして？つかさを問い詰めると、「本気で彼女が好きなんだ。しかもカオルは全然妊娠しないし」とハッキリ言い放ちました。「それはっ」言いかけて、私は言葉を飲み込みました。

早く自分の子供が欲しかったと言うつかさは、「カオルにはそれができなかった。ただそれだけの話だよ。」と冷たく、淡々と言いました。それだけ？私たちの子供ができることに希望を持って、２人で頑張って治療してきた時間をそんな簡単な言葉で片付けられて、本当にショックでした。

つかさは、何かの説明文を読み上げるかのように、「とりあえず、離婚の条件は全てのむ。なんでも言ってくれ。相手はもう僕の実家に住んでて将来的には同居も決まってる。」とスラスラと無感情に話しました。それを聞いてもうそこまで話が進んでいたことに驚き愕然としました。

「カオルには申し訳ないと思ってる。でも、もう待てなかった。」全然心がこもっていないつかさ。その証拠に、サッサと靴を履いて、私の方など振り向きもしません。「もう私のことは好きじゃないの？」心が崩れ落ちないように、少しの望みをかけて私はつかさの背中にむかってそう言いました。

「カオルのことは好きだよ。」微笑んで振り返ったつかさは、「それでも僕は、俺の子供が欲しかった。」まるで終わったことのように、私の気持ちなんて無視するかのように、つかさはサラリと言って家を出て行きました。

つかさが出て行ったら急に力が入らなくなり、そのばに座り込んでしまった私。義実家に、もう別の女性が住んでいるなんてショックすぎます。でもお義母様も、長男であるつかさの子供を心待ちにしていたものね。

突然の離婚を切り出されて動揺を隠せないカオルさんは、一緒に不妊治療を頑張っていたのになぜなのかとつかささんと問い詰めますが、自分の子供が早く欲しかったと繰り返すつかささん。カオルさんの感情を無視して淡々と離婚の話を進めるのは酷いですよね。つかささんの子供を妊娠している女性が既につかささんの実家に住んでいるなんて、カオルさんにとってはショックでしかありません。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。