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【センター北】ドイツを感じ、味わうカフェ「café 1886 at Bosch(カフェ1886アットボッシュ)」

  • 2025.10.11

こんにちは。地域特派員のあさころもです。

今回は2024年に日本本社をセンター北に移転したドイツの企業、ボッシュ株式会社のカフェをご紹介します。

横浜市営地下鉄センター北駅、横浜市歴史博物館側の1番出口に出ます。

記事執筆にあたり、ボッシュ株式会社様よりカフェ立ち上げの経緯と理念についての貴重なお話とカフェメニューや店内設計、地域のお客さまへの思いをお伺いすることができました。

インタビュー取材を快く引き受けて下さりありがとうございました。

ボッシュ株式会社について

世界有数の自動車部品サプライヤーのひとつであり、テクノロジー、エネルギー、環境分野にも力を入れ、安全でサステイナブルかつ魅力的な事業実現に邁進されている企業です。

1886年ドイツのシュトゥットガルトで「精密機器と電気技術作業場」を設立、日本では1911年(明治44年)から事業を開始しています。

新本社兼研究開発施設は第38回日経ニューオフィス賞「経済産業大臣賞」を受賞

創業者のロバート・ボッシュさんは自身の遺言の中で、「企業の将来を守ること、そして社会貢献を継続すること」という二重の使命を掲げました。

その理念は現在でも引き継がれており、こちらのカフェも社会貢献・地域貢献の場としての働きを持って営業されています。

店名「café 1886 at Bosch」の「1886」は会社の創業年

café 1886 at Boschは社屋の1階入ってすぐ左側にあります。

カフェカウンター上の棚には本国ドイツの企業資料館から借り受けた歴史的な品々が展示されています。

ガラス張りの店内からは外の大型スクリーンが目に入り、横浜市と会社についての映像が流れています。

このようにカフェ利用者が自然な流れで会社の概要を知ることができる工夫が随所に、さりげなくなされています。

本場ドイツビールがズラリ。瓶を見ているだけで楽しい♪
ドイツといえば、プレッツエル。ペストリーは甘いもの、しょっぱいもの揃っています。
トレードマークが入ったカップは購入することができます。反対側はカフェのロゴが入っています。

注文はカウンターもしくは席からのモバイルオーダーにも対応しています。お子さんから手が離せない時などに便利なサービスとなっています。

カウンター注文の場合は注文と支払いをしてから、飲み物と番号を受け取ります。好きな席に着いて番号を見える場所に立てておくと店員さんが配膳して下さいます。

席数は店内約70席、店外10席程で、外の席はペット同伴可です。

インテリアはおしゃれで落ち着くものが何種類か配置されていて、一人でも複数でも過ごしやすい設計になっています。

本場ドイツの味を提供しながらも通いやすい、地域に根付くカフェを目指して

客層の多くは地元の方々で中でも8割方が女性とのことです。土地柄ファミリー層も多く、週末は特に利用者が多いそうです。隣りのボッシュホール(都築区民文化センター)でのコンサートや習い事帰りの憩いの場としても利用されているそうです。

今回は平日に伺いましたが店内は程よく席が埋まっていて、居心地の良さから読書をされている方も多く見掛けました。

メニューは本場の味を感じられるものを実現性やニーズを考えて採用し、普段も使いやすいカフェを目指して設計されています。

「プレッツェルドッグヴァイスブルスト」別添えのピクルスを乗せてかぶりつこう
「牛すじ肉のボロネーゼパスタ」しっかりしたソースにチーズのトッピングが嬉しい
「有頭海老のビスクソースパスタ」海老がたっぷり、ソースにも海老の旨味たっぷり

ランチのフードメニューは、

・ハンバーガー

・サンドイッチ

・パスタ

・各種ペストリー

・ドイツのソウルフード「カリーブルスト」

・バイエルン地方の定番デザート「カイザーシュマーレン」

・フレンチフライ

・季節のプリン

・アフォガード

・ソフトクリーム

「プレッツェルドッグヴァイスブルスト」はドイツバイエルン地方の伝統的なソーセージ、ヴァイスブルストをプレッツェル生地で挟んだホットドッグです。プレッツェル生地が香ばしくさっぱりしているのでヴァイスブルストの味が引き立っていました。

自家製ケチャップと別添えのピクルスとのハーモニーがたまらなく美味しかったです。

コーヒー、紅茶、アルコール、キッズメニューに季節ものも。ドリンクの選択肢が広い!

コーヒーは普段使いしやすいドリップコーヒーとハンドドリップがあります。

ハンドドリップコーヒーは店内で焙煎した豆を使用し、抽出にも手間がかけられていますので、ゆっくりとドリンクを味わいたい時に特にオススメだと感じました。買って帰ることもできますよ。

紅茶のメニューではドイツの最高級品質紅茶ロンネフェルトを取り扱っています。

こちらのメニューは抽出機がとてもおしゃれで、香りの広がりが素晴らしく、機能面でも考えられていて、特別な紅茶に対する演出に惚れ惚れしました。

厳選した香り高いグアテマラの豆を店内で焙煎しています。お土産にも最適な一品
「季節のプリン」ガラスの器はドイツのWECKのもの
フレーバーティー「アップルクランブル」お店独自の工夫としてミルクティーをオススメしています。相性抜群でした♪

何度でも来たくなる居心地の良さ、使いやすさ、こだわりがつまったカフェでした。

私は今からクリスマスの店内装飾とホットメニューが楽しみです♪

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