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【なぜ】批判渦中のオールドメディアに「役立つ」SNSで再注目!?「コミュ力が劇的に上がった」意外な活用法が話題に

  • 2025.10.9

SNSで話題沸騰!オールドメディアが「コミュ力」を救う?

オールドメディアが「コミュ力」を救う?
オールドメディアが「コミュ力」を救う?

昨今、オールドメディアに対する厳しい意見が相次ぐ中、その「副産物」とも言える意外な価値が、SNS上で脚光を浴びています。X(旧Twitter)では、ラジオやテレビを日常的に視聴することが、現代人が悩む会話スキル(コミュ力)の向上に役立つという投稿が次々と共感を呼び、大きな話題となっています。デジタル時代にこそアナログなメディアが果たす、コミュニケーションにおける隠れた役割を探ります。

芸人ラジオは「生きた会話の教科書」

話題の発端の一つは、あるユーザーからの投稿です。彼は、「毎日3~4時間くらい芸人のラジオを聞いていたら、会話のリアクションや相づちが自然になり、相手の話を最後まで聞けるようになった」という自身の経験をつづりました。この投稿には、似た体験を持つ人々からのリプライが殺到しています。

特に、ラジオを長年聴取しているというユーザーは、「ノリやボケがそのまま使え、テンション感もロールモデルを見つけて真似できる」と熱弁しています。さらに、多くのユーザーが「ラジオクラウド」などのアプリで聴けるアフタートークを推奨。これは、芸人が「素のテンション」で話すため、日常会話の参考にしやすいというのです。

会話の「上手さ」は目的によるとしつつも、ある芸人アカウントは自身のラジオ経験を交え、「場面に応じた話し方が大事」とアドバイス。このトピックはまとめサイトでも拡散され、「おしゃべりが得意じゃない人でも、相槌のタイミングや話の引き出し方を無理なく覚えられる」という共感が相次ぎました。ラジオが、プロの「自然な間合い」を無意識にインプットする教材となっている実態が浮かび上がります。

「テレビつけっぱなし」が生む、会話のきっかけとリズム感

一方、別のユーザーによる「家でテレビを付けっぱなしにするとコミュ力が健常者に近付く」というシンプルな一文も、わずか数日で8万以上の「いいね」を集める大反響となりました。

この現象を、あるユーザーは、「家でテレビを付けっぱなしにする」→「番組内容を知っている」→「人の輪に加われる(話題が共有できる)」→「コミュニケーションの機会が増える」という流れで分析しています。つまり、テレビが提供する共通の話題が、会話の苦手な人にとっての「入り口」になっているという実感が共有されたのです。

別のユーザーも「浅く広く時事ネタや流行ネタを仕入れることができるので、当たり障りのない会話のネタが使えるのがいい」と指摘。バラエティ番組などで見られる軽快なやり取りは、無意識のうちに「会話のリズム」を学習させている側面があるようです。この議論は、別のまとめサイトでも活発に議論され、数千のアクセスを記録しました。

現代のコミュニケーションと「インプット」の価値

こうした共感の背景には、現代人が抱える「SNS疲れ」と「リアル会話」のギャップがあります。Xなどでは短文中心の即時的な反応が主流ですが、実際の対話では「聞く力」や「リズム感」が不可欠です。

しかし、これらのメディア活用法には賛否両論もあります。テレビ派からは「ネガティブ情報ばかりで気鬱になる」との懸念、ラジオ派からも「しゃべりが上手い芸人に限る」という辛口意見が寄せられました。

一方で、「本当のコミュ強は『喋らせるのがうまい』」という深掘りした意見もあり、結局のところ、会話が苦手な人は「日常会話用のボキャブラリーが少ないだけ。ラジオが効く」という過去の指摘が再び脚光を浴びています。

結局のところ、コミュ力向上に重要なのは、「インプット」の質と量です。この機会に、オールドメディアへのアレルギーを逆手に取り、プロの会話術が詰まったラジオやテレビを、会話力向上のための教材として活用してみてはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)

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