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「妻とは別れる」を信じた3年。本気になった不倫で人生を失った女性の告白

  • 2025.10.5

「彼は本気。きっと信じていいはず」——そう思って不倫関係にのめり込んだ私・美咲(仮名/35歳・アパレル勤務)が辿ったのは、想像以上に苦しい結末でした。今回は、7歳年上の既婚男性との“不倫に本気になってしまった”体験を赤裸々にお話しします。

「妻とは別れる」という言葉を信じて

相手は広告代理店で働くTさん(42歳)。出会ったのは取引先との打ち合わせでした。最初は頼れる上司のような存在でしたが、飲みに誘われるようになり、次第に特別な関係に。

彼は何度も言いました。
「妻とはもう冷めきっている。別れるつもりだから」
「君といる時間が本当の自分なんだ」

その言葉に心を許し、「いつか一緒になれる」という気持ちが膨らんでいきました。旅行先で「ここに新婚旅行で来たいね」と笑う彼の姿に、私は未来を描いてしまったのです。気づけば3年。けれど離婚話は一向に進まず、私の大切な時間だけが過ぎていきました。

隠しきれなかった関係と周囲の視線

「彼が本気だから」と思うと、隠すことが次第に苦しくなっていきました。そんなある夜、駅で偶然同僚に2人でいるところを見られ、翌日には職場で噂になっていました。

「最近、美咲さん、既婚者と付き合ってるらしいよ」

背後からそんな声が聞こえるたび、心臓が締め付けられる思いでした。上司からは「社内での評判を考えろ」と注意され、同僚には「不倫なんてやめときなよ」と冷たい言葉を浴びせられる日々。結局、居づらくなって退職することに。彼は「すぐに籍を抜くから一緒に暮らそう」と言ってくれましたが、その約束は果たされないまま。私だけが仕事も居場所も失っていきました。

家族まで巻き込み泥沼化

最悪だったのは、相手の奥さんに知られてしまったこと。突然届いた内容証明には慰謝料の請求が記載されていました。混乱する私を見て、母は涙ながらに言いました。
「どうしてそんな人を信じてしまったの…」

親戚にも噂が広まり、親族の集まりに出ることすら気まずくなりました。最初は二人だけの秘密だったはずが、気づけば多くの人を巻き込み、泥沼の事態に。大切にしたいと思っていた恋が、私の生活や家族の絆まで壊してしまったのです。

「もっと早くやめればよかった」——それが今の正直な思いです。どんなに甘い言葉をかけられても、行動で示されない限り信じてはいけない。不倫を“本気の恋”にしてしまった代償はあまりに大きく、自分の未来を守るルールを持つことの大切さを痛感しました。<text:ミミ>

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