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ブシュロン、新作カプセルコレクション「キャトル サンド カフ」を発表。砂を用いた革新的ジュエリー

  • 2025.10.2

ブシュロン(BOUCHERON)は“砂”を素材に取り入れた革新的な新作カプセルコレクション「キャトル サンド カフ」を発表した。

同メゾンは2020年以降、デニムやホログラフィックコーティング、アルミニウム、産業廃棄物を再生した素材、さらには5Dメモリーテクノロジーを用いたガラスなど、ジュエリーの常識を覆すカプセルコレクションを次々と発表してきた。

今回の新作では、アイコニックな「キャトル」を再解釈し、“砂”という意外性のある素材を最先端の3Dプリント技術で成形。ブラックサンドを「キャトル」を象徴する“クル ド パリ”モチーフと融合させ、力強くコンテンポラリーなカフブレスレットとバングルへと昇華させている。

クリエイティブディレクター、クレール・ショワンヌは、自動車や航空宇宙産業にも用いられる3Dサンドプリンティング技術を導入。高分子接着剤をミルフィーユ状に積層しながら砂に噴射し、粒子同士を接着させることで、砂の質感を残しつつ堅牢な素材へと変化させた。

「キャトル サンド カフ」は、特大サイズの「クル ド パリ」モチーフのブレスレット1点、小ぶりな同デザインのブレスレット2点、ブラッシュ仕上げのゴールドバングル4点で構成される全7点セット。重ねづけはもちろん、一つひとつ単体で楽しむこともでき、自由なスタイリングを叶える。

「キャトル サンド カフ」参考商品・ユニークピース(左:7点セットでの着用時、右:作品単体の様子)
「キャトル サンド カフ」参考商品・ユニークピース(左:7点セットでの着用時、右:作品単体の様子)

イエローゴールドはバングルの内側をポリッシュ仕上げ、エッジをブラッシュ仕上げとし、光と質感のコントラストを最大限に引き出した。ブラックとゴールドの鮮烈なコントラストは、纏う人の個性を際立たせる。

さらに、インビジブル仕様のクラスプや特別なコーティングによる耐久性など、随所にはメゾンの精緻なサヴォワールフェールが息づいている。

7点セットでの着用したときのスタイリング
7点セットでの着用したときのスタイリング

なお、ブシュロンが砂を素材として取り入れるのは、今回が初めてではない。2015年のハイジュエリーコレクション「ブルー ドゥ ジョードプル」ではタール砂漠の砂をロッククリスタルに閉じ込め、2024年のハイジュエリー「カルト ブランシュ」コレクションの「オル ブルー」では、アイスランドの黒砂に着想を得た作品を制作。今回の「キャトル サンド カフ」は、その探究をさらに進化させたものとなる。

1858年の創業以来、常に先駆的なヴィジョンでジュエリーの可能性を切り拓いてきたブシュロン。「キャトル サンド カフ」は、その革新の精神を現代に体現し、ジュエリーにおける新たな価値を提示するコレクションだ。

問い合わせ先/ブシュロン クライアントサービス 0120-230-441

https://www.boucheron.com/ja_jp/

Photos : Courtesy of BOUCHERON Text : Makiko Awata

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