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「開始10分で…」「生々しすぎる」初回放送から描かれた“濃密シーン”に騒然…「ほんと神ドラマ」海外からも“絶大な支持”を得た名作

  • 2025.10.30

視聴者に強烈な印象を残し、その衝撃的な映像表現で話題を呼ぶ作品たち。美しくも大胆な演出が心に深く刻まれ、忘れられない体験をもたらします。今回は、そんな"衝撃シーンで魅せた名作"5選をセレクト。本記事では第3弾として、2023年放送のドラマ『体感予報』(MBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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競馬中京 コールドムーンステークス プレゼンターを務めた松村沙友理(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『体感予報』(MBS)
  • 放送期間:2023年8月11日〜10月13日

爽やかイケメン気象予報士として人気の瀬ヶ崎瑞貴(樋口幸平)。しかし、その本性はとんでもない暴君でした。崖っぷちの漫画家・棚田葉(増子敦貴)と同居し、家事全般からその他諸々のお世話をさせています。漫画家としてなかなか芽が出ない葉さんの衣食住を保証する約束で始まったこの生活は、“瀬ヶ崎の言うことを全部聞く”という条件つき。二人は「晴れの日の前日はする」という約束を交わしており、天気模様と共に揺れ動く二人の関係が描かれます。

葉さんの友人である万(松村沙友理)が突然家を訪ねてきたことで、二人の関係がバレてしまったり、葉さんの漫画が打ち切りになったりと、様々な出来事を経て、お互いの気持ちに素直になれない二人の心の距離が次第に縮まっていきます。

第1話から描かれた濃密シーン

本作最大の特徴は、その美しくも濃密なシーンの数々です。SNSでは、「開始10分で…」「生々しすぎる」というコメントが投稿されるなど、そのシーンの衝撃度が話題となりました。さらに、キッチンでの「待って、洗い物」「待たない」というやり取りから始まる濃厚なキスシーンが登場し、視聴者に強烈な印象を与え、「数あるキスシーンの中で一番好きかも」と、その表現の大胆さに驚きの声が上がっています。

さらに、「相手を思う気持ちが伝わってくる」といった、キスシーンの繊細な描写を評価する声も。海外のLGBTQコンテンツを扱うサービス『GagaOOLala』では第1話が歴代最高回数を記録(※2023年10月時点)するなど、国内外で大きな反響を呼びました。

松村沙友理さんの“快演”

主演のお二人の熱演に注目が集まった今作ですが、葉の友人・万役を演じた松村沙友理さんの演技も作品全体を支える繊細なものでした。万は葉と同じくオタク仲間で、瀬ヶ崎の大ファン。原作でも人気のキャラクターですが、松村さんはその役を見事に体現しました。

SNSでは、「万さんがダントツで好き」「原作リスペクトも個性も両方感じる」というコメントが投稿され、原作ファンからも支持を集めました。また、「オタクキャラが痛快」といった声も上がり、キャラクターの魅力を引き出す松村さんの演技力が称賛されています。

松村さん自身も公式サイトでコメントしています。

原作がとても素晴らしいのですが、そのなかでも万さんは瀬ヶ崎さんとダヨちゃん(葉)の仲をいい感じに見守っているすてきな女性。スタッフさんにも万さんが好きな方が多く、少しプレッシャーを感じながら、私なりに大切に演じさせていただきました! 万さんポジから見るお二人が尊くて尊くて…。現実のお二人、終始輝いておりました…!出典:ドラマ『体感予報』公式サイト

役への深い理解が演技に反映され、メインカップルを見守る立場のキャラクターとして、物語に温かみと安心感をもたらす存在感を発揮しています。

「ほんと神ドラマ」称賛相次ぐ名作

『体感予報』は大ヒットBLドラマ「オールドファッションカップケーキ」を手掛けた加藤綾佳さんをメイン監督に迎え、脚本には高橋名月さん、船曳真珠さんが参加。樋口幸平さんと増子敦貴さんのW主演で実写化された作品です。

衝撃的な濃厚シーンの数々と、松村沙友理さんをはじめとするキャストの好演により、原作の世界観を忠実に再現しながらも、ドラマならではの映像美を実現しました。SNSでは「ほんと神ドラマ」と称され、国内外で大きな反響を呼んだ本作は、まさに"衝撃シーンで魅せた名作"と呼ぶにふさわしい一作となりました。


※記事は執筆時点の情報です