「いいよね〜子持ち様は」同僚にいびられるワーママ…“予想外の営業成績”が公開され→「心境を思うと複雑」SNS賛否【しまうま劇場】

子育ては日々予想外の出来事の連続です。そんな中で仕事を両立するのはとても大変で、職場の方々に負担をかけてしまうことは避けられません。フォローする側も大変なので、時には冷たい言葉をかけられてしまうことも…。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『子持ち様』では、そんなワーママの職場の人々との関わりについて描いています。

【子持ち様】そう言われてもしょうがない？#ショートドラマ

ワーママはどうしても周囲の人に負担をかけてしまい肩身が狭い…

子育てと仕事を両立しながら働くワーママの向井さん。

帰り際に、乱雑に書類を机に置いて席についた職場の人から、「いいよね〜、子持ち様は早く帰れて。」と、心無い言葉をかけられてしまいます。

向井さんは子供の迎えがあるため、早めに帰らないといけないのです。心苦しそうに「すみません…。」と言う向井さんに、職場の人は「あれ？まだ居たのー？はーいおつかれー。あんたの分やっとくから。」と声をかけます。

別の日。向井さんは、子供が熱を出してしまったため、午後からお休みしたいと上司に伝えます。

「それは大変だね…。」と、上司は向井さんの仕事を、同僚の川崎さんに引き継ぐよう頼みます。

川崎さんは「俺ですか…？」と少し嫌そうなニュアンスをにじませつつも、仕事の引き継ぎを引き受けます。

帰る準備をする向井さんに川崎さんは、「てか子供の体調管理とか、しっかりしてよ。」と告げます。
すると向かいの席の女性が「川崎君、仕方ないよ。"子持ち様"なんだから。」と川崎さんに声をかけます。
向井さんは謝ることしかできません。

周囲に迷惑をかけまいと努力するも…子育ては何があるかわからなくて…

職場の人たちに迷惑をかけないよう、子供が寝た後に仕事の準備をする向井さん。

でも、子育てはなかなか予定通りに進まないもので…。今度は朝の子供の送りによって、向井さんは会社を遅刻してしまいます。

頭を下げて謝る向井さんに職場の人々は「社長出勤、ご苦労様！」や「子供のせいにしたらなんでも許されるもんな」などと冷ややかな言葉を投げかけます。

「どうしても他の人に負担をかけてしまう…」と、向井さんの心苦しい気持ちは募っていきます。

「でも、この子のためなら…！」と子供が描いてくれた自分の似顔絵を見て、向井さんは気を引き締め直すのでした。

ふと確認した営業成績は、まさかのトップ！？

ある日、月刊の営業成績を確認した向井さん。自分の成績がトップであることを知ります。大変な毎日ですが、成果が出たことに喜びを感じる向井さん。

職場の人に向かって「いつもフォロー、ありがとうございます！」とお礼を言いました。

いつも彼女のフォローをしていた2人は、微妙な表情で向井さんを見ていました。

それぞれがお互いの立場を理解して働くことが大切！

YouTubeショートのコメント欄には「フォローしてあげてる職場の人たちが悪役っぽくされてるのは違う気がする。」「フォローしてもらったうえで、営業トップか。周りの人たちの心境を思うと複雑だなぁ。」「子供がいる方など、サポートが必要な人のフォローをするのは当然のこと。そのせいでうまく仕事が回らないなら、それは会社が悪い。」など、多数の意見が寄せられていました。

会社では、それぞれで働く環境が違います。忙しい中ではなかなか難しいかもしれませんが、お互いの立場を思いやって気持ちよく仕事ができたらいいですよね。

『子持ち様』は、人間関係に気を遣って働くことの大切さを改めて考えさせてくれる、素晴らしい作品でした。

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紹介作品

• しまうま劇場Vol.34「子持ち様」

コンテンツ協力

• しまうま劇場（YouTube）

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