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「ひとりぼっち」日本の暮らしに苦しむ『外国人店員』→サラリーマンに怒鳴られ…孤独の先に待っていた“結末”(第2話)【読むドラマ】

  • 2025.10.22

国際化が進み、日本でも外国からやって来た方が働く姿をよく見かけるようになりました。「よく行くコンビニの店員さん、ベトナムから来たって言ってたな」「大好きなカレー屋さんの店長さん、ネパール人なんだって」そんな会話を街で耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか?

夜寝る前に観るのに最適な1〜3分の縦型ショートドラマを定期配信する「ミッドナイトチケット」の『移民コンビニ』は、そんな「日本で働く外国人」をテーマとしたドラマです。

第一話」では外国からやって来たアンジーが、アルバイト先のコンビニエンスストアで日本語が聞き取れず苦労する姿が描かれました。「第二話」では、封筒を忘れていってしまったお客さんをアンジーが必死で探し回ります。

【移民コンビニ(第二話)】2人の関係は、どうなると思いますか?#ショートドラマ

突然店を飛び出したアンジーを追いかけて来たアルバイト仲間

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出典:@midnightticket

サラリーマンを探し、コンビニエンスストア近くの公園にやって来たアンジー。

遊んでいたカップルに声をかけますが、たどたどしい日本語を笑われ、落ち込んでしまいます。

そこに、アルバイト仲間の少女がやって来ました。

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「アンジー!バイト中だよ」

彼女は、仕事中にも関わらず店を飛び出して行ったアンジーを心配し、追いかけてきたのです。

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「おきゃくさんに、わすれもの、とどけようおもって…」

アンジーはアルバイト仲間に、店を飛び出した理由を説明しました。

アンジーを探すサラリーマン

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2人が公園で会話していると、封筒の持ち主であるサラリーマンがそこを通りかかりました。

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「あの子!」

コンビニエンスストアに戻ったものの、アンジーの姿が見当たらなかった彼は近くを探していたのです。

アルバイト仲間に本音を漏らすアンジー

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アンジーは、公園でアルバイト仲間に「にほんのせいかつ、おもってたのとちがう…」と苦しい胸の内を打ち明けました。

日本語や日本の風習をなかなか覚えられず、毎日怒られたり馬鹿にされたりしてしまうアンジー。他人とコミュニケーションがとれない彼女は、孤独感を募らせていたのです。

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「ずっとひとり…」

そう、寂しい気持ちを口にしました。

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アンジーの本音を聞いたアルバイト仲間は、「一人だなんて思わないで」と彼女を励まします。

「私はアンジーと一緒にいたい」

そう、アルバイト仲間は力強く言いました。

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彼女は、アンジーがアルバイトで貯めたお金を故郷の家族のもとに送っていることも、頑張って日本語を覚えようとしていることも知っていたのです。

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「日本語、一緒に勉強しよう」

そう優しく言う彼女に、アンジーもやっと笑顔になりました。

サラリーマンに封筒を返すことができたアンジー

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「探したよ」

そこへ、サラリーマンが走ってきます。

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「これ!」

アンジーは、すかさず彼に封筒を手渡しました。

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その封筒に、切手が貼られていることにサラリーマンは驚きます。

コンビニエンスストアでは切手を買わずに出て行ってしまったはずなのに…なぜ切手が?

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訝しがる彼に、アンジーは「はっておいた」と言いました。

そう、彼女は、バックヤードで封筒に手紙を貼っていたのです。

そして、裕福ではないはずなのに「おかねいらない」とサラリーマンに言います。

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「さっきは怒鳴ってすまなかった」

アンジーの優しさに、サラリーマンの心も解れたのか、彼は自然と謝罪の言葉を口にしました。

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それから、「6年会ってない娘の入学式が明日で、手紙、出したかったんだ」と自分の事情を説明します。

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出典:@midnightticket

実はアンジーも、封筒に「中学、入学おめでとう」と書かれているのを見て薄っすら理解していたのです。

自分を怒鳴りつけたサラリーマンも、家族のために頑張っている1人なのだ…と。

だからこそ、早く封筒を返したくて彼を探し回っていたのでした。

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アンジーは、明るい笑顔で力強く「がんばろう、かぞくのために」とサラリーマンを励まします。

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出典:@midnightticket

その言葉に、サラリーマンも「頑張ろう、お互い!」と明るく返しました。

優しい結末に「涙出ました」

優しい結末に、YouTubeショートのコメント欄には「涙出ました」などの声が多数寄せられていました。日本人、外国人関係なく、みんながお互いを気遣うことのできる優しい世界になってほしい…この動画を見て、そう感じた方が多いようです。

忙しい毎日です。上手くコミュニケーションがとれないとイライラしてしまうこともありますが、そんな時は一呼吸。相手を思いやった、優しい対応ができると良いですね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

“動画”で“震える”体験をつくるクリエイティブカンパニー。TikTokアカウント「ミッドナイトチケット」を運用し、感情を動かすショートドラマを制作。開始2年でフォロワー約40万人、累計再生3億回超を記録。投稿の半数が100万再生を突破するなど、国内トップクラスの実績を誇る。