「勉強しろよ！」日本語が聞き取れない『外国人コンビニ店員』に激怒する男→その後、外へ飛び出し受けた“仕打ち”（第1話）【読むドラマ

国際化が進み、日本でも外国からやって来た方が働く姿をよく見かけるようになりました。「よく行くコンビニの店員さん、ベトナムから来たって言ってたな」「大好きなカレー屋さんの店長さん、ネパール人なんだって」そんな会話を街で耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか？

夜寝る前に観るのに最適な1〜3分の縦型ショートドラマを定期配信する「ミッドナイトチケット」の『移民コンビニ』は、そんな「日本で働く外国人」をテーマとしたドラマです。

【移民コンビニ（第一話）】2人の関係は、どうなると思いますか？#ショートドラマ

ある日、アンジーの働いているコンビニエンスストアに1人のサラリーマンが入ってきました。

彼は、スマートフォンで会話しながら、アンジーに「切手ください」と頼みます。

しかし、まだ日本に来て間もないアンジーは日本語が上手く聞き取れません。

「切手ください」を「切ってください」と勘違い。

差し出されたお札をハサミで切ろうとしてしまいます。

それを見た男性は慌てて「違うよ！切手だよ切手！」と注意します。

そして、「これに貼るやつ」と青い封筒をアンジーに手渡しました。

やっと男性が「切手」を求めていることに気づいたアンジーですが、日本の切手を見たことの少ない彼女は、間違って収入印紙を差し出してしまいます。

求めているものがなかなか出てこないことに、サラリーマンはイライラ。

ついに、「もっと勉強しろよ！」とアンジーを怒鳴りつけ、そのまま店を出て行ってしまいました。

心ない言葉に傷ついたアンジーがふとレジを見ると、そこには先ほど預かった封筒が。

そう、切手を購入できなかったサラリーマンは、封筒もそのまま忘れて出ていってしまったのです。

慌てるアンジーに、アルバイト仲間が「大丈夫？」と声をかけます。

アンジーは「ごめんなさい…ダメで。わたし…いないのほうが…」と落ち込んだ言葉を返しました。

そのまま休憩に入ったアンジー。

アルバイト仲間は、カウンターの中にアンジーの使い込まれた日本語教本が置かれているのを見て心を痛めるのでした。

アルバイト仲間がその教本を届けようとした矢先、なぜかアンジーがバックヤードから飛び出してきます。

そして、アルバイト中なのにも関わらず店からいなくなってしまいました。

ところ変わって、ここは街のポスト。

さきほどアンジーを怒鳴りつけたサラリーマンが立ち止まり、手紙を出そうとします。

「あ、ない…」

しかし、鞄の中にあるはずの封筒がありません。

そこで彼はようやく、封筒をコンビニエンスストアに置いてきてしまったことに気づきました。

その頃、コンビニエンスストアの近くの公園では、アンジーが封筒を手に必死で誰かを探していました。

「あ…あの…すみません。このぐらい…おとこ…みた？」

なんと、店を飛び出したアンジーは封筒を忘れていったサラリーマンを探していたのです。

しかし、アンジーのたどたどしい日本語は、なかなか相手に通じません。

「日本語、ちゃんと喋って」

アンジーが声をかけた少年は、そう、意地悪な口調で彼女を笑うのでした…。

コンビニエンスストアで働く外国人店員を怒鳴りつけるサラリーマンに、不快感を抱いた視聴者が多いようです。中には、実際に街中で見た同じような場面をコメント欄でシェアする方もいました。

また、「続きが気になる」の声も。果たして、慣れない異国の地で必死に日本語を学びながら頑張っているアンジーはこの後どうなってしまうのでしょうか…？『移民コンビニ（第二話』を続けてお楽しみください。

ミッドナイトチケット（YouTube/ TikTok / X / Instagram）
“動画”で“震える”体験をつくるクリエイティブカンパニー。TikTokアカウント「ミッドナイトチケット」を運用し、感情を動かすショートドラマを制作。開始2年でフォロワー約40万人、累計再生3億回超を記録。投稿の半数が100万再生を突破するなど、国内トップクラスの実績を誇る。