1. トップ
  2. おでかけ
  3. 究極の瞬間はふたりで! 死ぬまでにひとつでも多くかなえたいバケットリスト5選

究極の瞬間はふたりで! 死ぬまでにひとつでも多くかなえたいバケットリスト5選

  • 2025.9.29

一生涯のうちに実現したいものをリストにする「バケットリスト」は、悔いのない人生を歩むためにぜひ作っておきたいもの。愛する人ができると、そのリストに「一緒にやりたい」がどんどん加わっていきます。あの美しい景色を、大興奮の体験を、ぜひふたりで一緒にシェアしましょう。記念日やプロポーズを計画している旅なら、特に思い出深いものになるはずです。

1. 雪の上に寝転んでオーロラを見る

フィンランドの森の中から。肉眼よりも写真のほうが色がよくわかる。三脚があると上手に撮影しやすい
ライター:岩佐史絵 フィンランドの森の中から。肉眼よりも写真のほうが色がよくわかる。三脚があると上手に撮影しやすい

「一生に一度は観てみたい」の鉄板はなんといってもオーロラ! 北緯60度から70度という極地近くで見られる自然現象で、空が暗くなりさえすれば夏でも観測されます。

とはいえ、極北の夏は夜半を過ぎても真っ暗にはならない白夜。極北に夜が訪れるのは8月の終わりごろから4月下旬までで、そのころがオーロラ鑑賞の時期ということになります。



ノルウェーのトロムソではオーロラ観測情報に従ってバスで移動する“オーロラハント”スタイルも。北欧のツアーは集合時間が20時など早めなのに対し、カナダは22時~23時と遅い時間であることが多い


オーロラ鑑賞は屋外で出現を待つため、ツアーに参加するのがオススメ。防寒着やスノーブーツなどを貸してくれるほか、バスの中や小屋など待機場所を用意してくれることがほとんどなので、待機時間が長くなっても装備や体力の心配がいりません。

オーロラツアーが多く催行されているのは北極圏内の比較的大きな街。カナダのイエローナイフやフィンランドのロバニエミ、ノルウェーのトロムソなどが有名です。

北欧でもカナダでも犬ぞり体験ができる。写真はカナダ・イエローナイフ
ライター:岩佐史絵 北欧でもカナダでも犬ぞり体験ができる。写真はカナダ・イエローナイフ

オーロラは自然現象なのでどの場所がより出現率が高い、ということはありませんが太陽活動が活発なときは出現率が高くなるそう。

そしてここ数年はオーロラの当たり年。昨年はなんとロンドンでもオーロラが観測されたというので、出かけるなら今がチャンスです!

新婚旅行(ハネムーン)にオススメの場所は? 海外・国内の最新ランキングや予算もチェック!

2. ジャングルをかきわけアマゾン川の源流を探る

アクア・エクスペディションのリバークルーズ船。船内に浄水器などを備え、環境にも優しい仕様になっている。わずか16室の小型船
ライター:岩佐史絵 アクア・エクスペディションのリバークルーズ船。船内に浄水器などを備え、環境にも優しい仕様になっている。わずか16室の小型船

世界最大の河川、アマゾン川。アンデス山脈から東へ、未知の生物や非接触部族までもいるといううっそうと茂る熱帯雨林を突っ切り太平洋へと注ぎ込むその雄大な姿は圧倒的ですらあります。

ここを訪れることは至難の業、と思いきや、実はラグジュアリークルーズが就航しておりこのうえないゴージャスな冒険旅が可能です。



タオルアートのパイソンがお出迎え。客室は一面ガラス張りで景色がよく見える。バスアメニティなども一通りそろっていてホテルと変わらない滞在が可能


アクア・エクスペディション社のリバークルーズ船「アリア・アマゾンディスカバリー・クルーズ」は3泊から7泊でアマゾン川をのんびりとクルーズ。



ジャングルの食材料理のパイオニア、ペドロ・ミゲル・スキアフィーノ氏の監修によるファインダイニング。飲み物も含めオールインクルーシブ

ネイチャーガイドとともにジャングルを散策し、食事はクルーズ船内でジャングルシェフが腕をふるった逸品をいただきます。ラグジュアリーでありながらも冒険的という夢のような旅スタイルを実現します。






夜間にケイマン(ワニ)を探したり、ピラニア釣りをしたりといった参加型のアクティビティも多い。上陸してインディオの村を訪れたりも
ライター:岩佐史絵 夜間にケイマン(ワニ)を探したり、ピラニア釣りをしたりといった参加型のアクティビティも多い。上陸してインディオの村を訪れたりも

「陸路で行けない世界最大の街」ペルーのイキトスの空港へ送迎があり、そこから先は至れり尽くせり。日中はワイルドな探検家スタイル、夜はちょっとドレスアップしてレストランでディナーを。

ピラニアのいない広くて静かな水流で泳ぐこともできるので、水着も忘れずに。一生に一度の体験になることは間違いありません。

ニューヨークやラスベガスetc.アメリカの新婚旅行を徹底ガイド! ホテル・観光・費用を解説


データ
アクセス:
ペルーのリマまでは日本からの直行便がないので、北米、中米、ヨーロッパの都市で乗り継ぐ。リマから国内線でイキトスまで1時間50分。
URL(アクア・エクスペディション):
https://www.aquaexpeditions.com/cruise-ships/aria-amazon

3. マリー・アントワネットもかくれんぼしたかも? ホンモノの宮殿に泊まる

メインベッドルーム。荘厳でたしかに宮殿といったたたずまい。この宮殿にはマリー・アントワネットやモーツァルトも訪れた記録があり、もしかするとこの部屋にも遊びにきたことがあるかも……?
ライター:岩佐史絵 メインベッドルーム。荘厳でたしかに宮殿といったたたずまい。この宮殿にはマリー・アントワネットやモーツァルトも訪れた記録があり、もしかするとこの部屋にも遊びにきたことがあるかも……?

お城でお姫様のように過ごしてみたい。子どものころにそんなあこがれをいだいた人もいるのでは? その夢、かないます!

オーストリアの首都・ウィーンにあるシェーンブルン宮殿は、シシィことエリザベート(Elisabethエリーザベト)とその夫でオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ一世の居城としても知られています。

代々ハプスブルク家の所有で、マリア・テレジアの治世以降夏の離宮として一族が逗留していた、世界遺産にも認定されている人気の観光スポット。この宮殿の一室がホテルとして利用可能なのです。


馬車での観光はわりと人気のアクティビティなので、こちらも早めの予約が望ましい
ライター:岩佐史絵 馬車での観光はわりと人気のアクティビティなので、こちらも早めの予約が望ましい

観光ルートではなく東側のドアから専用の鍵を使って室内へ。どどーんと飾られたエリザベートの肖像に迎えられ、中へと進んでいくと……これは広い! 167㎡にリビングルームと2ベッドルーム、それにバスルームも2つあります。

メインベッドルームの壁紙にはハプスブルク家の紋章入り、小さいほうのベッドは天蓋付き&窓から庭を望む景色が広がります。



窓からの景色がこれ。夜間や早朝など、観光客がいなくなった時間帯にも散歩ができるのがゲストの特権


鍵を受け取ったら、室内には自分たち以外誰もいないという状況。朝食は近くのホテルまで食べに行きますが、ちゃんとお迎えがきます。

ちなみに、ホテルまでは馬車での送迎や館内ツアーなどをセットにすることもできるので、ハネムーンならこうした演出をぜひ楽しんで。1日1室のみの提供なので、プランはお早めに!

ヨーロッパの古城であこがれのウエディングを! 結婚式の魅力や費用を解説

【ヨーロッパ新婚旅行】予算などの基本情報やモデルコースなど、ハネムーンのオススメ情報満載!


データ
アクセス:
ウィーンまでは羽田・成田から直行便で約12時間30分

シェーンブルン宮殿
Schloss Schönbrunn Grand Suite
住所:Schönbrunner Schloßstraße 47 1130 Wien , Austria
電話:+43 (1) 588 00-838
予約:suite@austria-trend.at
URL:
https://www.austria-trend.at/ja/hotels/schloss-schoenbrunn-suite

4. いつまで笑っていられるか? ふたりで一緒にバンジージャンプ

展望台からも丸見え。こわくなってしまったのか? 座り込む女性。しかしこれを達成すると記念Tシャツがもらえる!
ライター:岩佐史絵 展望台からも丸見え。こわくなってしまったのか? 座り込む女性。しかしこれを達成すると記念Tシャツがもらえる!

これもまた究極体験のひとつ、バンジージャンプ。高所から命綱1本でジャンプするという酔狂(筆者談)なアトラクションですが、もとは成人の勇気を試すために南太平洋のバヌアツ共和国の若者の通過儀礼だったそうで、たしかに自らの意思で飛び降りるのには強靭なメンタルが必要です。

もちろん、世界中のあちこちにアトラクションとしてバンジージャンプができるのですが、ふたりで一緒に! という場合はマカオへGO!



マカオタワーはレストランなども入居した複合施設。昼も夜もなにかと楽しめる。マカオの国際花火大会がこの近くで打ち上げられ、タワーから見ることもできるそう
ライター:岩佐史絵 マカオタワーはレストランなども入居した複合施設。昼も夜もなにかと楽しめる。マカオの国際花火大会がこの近くで打ち上げられ、タワーから見ることもできるそう

マカオタワーの展望台は233mの高さに位置しており、商業的バンジージャンプ施設としては世界最高、ギネスブックにも登録されているそう。この高さからふたりでジャンプすることができ、もちろん写真も撮ってもらえます。

自由落下のバンジーは怖すぎる! とパートナーが言ったなら、「スカイジャンプ」というスピードや体の向きを制御しながら飛び降りるタイプも。いやいやもはや飛び降りるとか無理。という場合もご安心を。



みんなすごい笑顔でジャンプしているな……。筆者はこわくてできなかったので、スカイウォークを楽しんだ(それもちょっとこわかった)


展望台の周りのスカイウォークを、ハーネスを装着して歩くアトラクションもあり、こちらは子どもから老人までOKと、難易度はぐっと下がります。

マカオタワーからはいろいろな世界記録が生まれていますので、ふたりで一緒に挑んでみるのもまた一興⁉


データ
アクセス:
日本からマカオまでは成田または関西から直行便あり。香港からフェリー(1時間)、バス(約2時間)、鉄道(2時間半)でも可能

URL:
https://www.macautower.com.mo/

5. 砂漠のオアシスで朝食を

砂漠につくられたオアシス。ウェルカムドリンク(もちろんノンアルコール)で迎えてくれる。カバナの中で食事をいただく、新しい人気のアトラクション
ライター:岩佐史絵 砂漠につくられたオアシス。ウェルカムドリンク(もちろんノンアルコール)で迎えてくれる。カバナの中で食事をいただく、新しい人気のアトラクション

極地やアマゾンなど人が足を踏み入れるのが難しいところほどあこがれも強くなるというもの。砂漠もそのひとつではないでしょうか。

ベルベル人やベドウィン族といった砂漠の民の生活ぶりを体験できるアトラクションは多々あれど、ロマンチックでラグジュアリーといえばドバイの「プラチナム・ヘリテージ」。



メニューは前日の夜に渡され、肉、魚、ベジタリアンから好きなコースを選ぶ。写真はシーフードのコース


デザートサファリと宿泊をセットで体験することができ、朝食は同社が運営する砂漠のベニューでいただきます。

食後にラクダに乗ってもOK。ラクダはふたりで乗れるものの、左右に揺れるので「もっとこっちへお寄り」とか言っている余裕はないかも
ライター:岩佐史絵 食後にラクダに乗ってもOK。ラクダはふたりで乗れるものの、左右に揺れるので「もっとこっちへお寄り」とか言っている余裕はないかも

砂漠の中をジープで疾走するデザートサファリのあと、ベドウィン族のキャンプのようなシンプルな宿泊施設で文化体験や星空観賞といった盛りだくさんの内容。

特に星空観賞は砂の上に敷いたじゅうたんのうえにのんびりと横たわり静かな時間を過ごすことができ、思い出深い時間となることはうけあい。ホテルまで迎えに来てくれるので砂漠への往復も楽ちんです。



砂漠の宿泊施設はこんな感じ。省エネのためエアコンはなく、また、消灯時間も早いけれど、外に出れば満天の星空が!


朝食はミシュランスターシェフのクラウディオ・フィリッポーネ氏監修によるコラボメニュー。砂漠のオアシスといった趣で、実際にバードサンクチュアリとして野鳥の保護にも役立っているのだそう。

朝食の時間帯でも砂漠はかなり暑くなるので、サングラスや帽子などを用意しましょう。


データ
アクセス:
ドバイまでは羽田・成田、関西から直行便で約9時間40分。

URL(プラチナム・ヘリテージ):
https://www.platinum-heritage.com/


いかがでしたか? 好きな人と一緒ならばどこへ行ってもうれしいけれど、そこにスパイスの効いた究極体験をプラスすることで、いつでも新鮮な気持ちで旅を楽しむことができるはず。

バケットリストはかなえるためにあるもの。どんどん増やしてどんどんかなえていきましょう!

新婚旅行の情報をチェック!マイナビウエディング トラベル

元記事で読む
の記事をもっとみる