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「思ったよりだいぶ深い」「素晴らしい」初回放送に散りばめられた問題提起“考えさせられる”視聴者が続出【金曜ドラマ】

  • 2025.10.16

波瑠と川栄李奈がダブル主演するTBS系 金曜ドラマ『フェイクマミー』(毎週金曜よる10時)の第1話が10月10日に放送された。転職活動中の東大出身・元バリキャリの花村薫(波瑠)は、不採用となったベンチャー企業「RAINBOWLAB」社長・日高茉海恵(川栄李奈)から、娘・いろは(池村碧彩)の家庭教師を依頼される。本作は、いろはの未来のために、“母親なりすまし=フェイクマミー”という禁断の契約を交わす彼女たちのクライム・エンターテインメント。初回では、健気なイロハの姿や、いろはのために奮闘する薫や茉海恵の様子が描かれ、視聴者の心を揺さぶった。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

愛娘・いろはの天才ぶりに薫もあ然!

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金曜ドラマ『フェイクマミー』第1話(C)TBS

元ヤンながら会社を経営するシングルマザー・茉海恵の娘、いろはの小学校受験のために薫は家庭教師として雇われる。しかし、茉海恵の前では聞き分けのいいいろはが、薫の前では態度を一変。生意気な発言で薫を困らせるのだった。

そんななか、家に戻れない茉海恵からSOSが入り、薫はいろはがいるマンションへ。すると、物は散乱し壁に落書きが…。しかし、その落書きは、いろはが自分で惑星の距離を計算して描いた太陽系だった。驚いた薫がいろはに柳和学園の志望理由を聞くと、“推し”である女性宇宙飛行士の出身校であることが判明する。

いろは役の池村碧彩は、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)での徳川家康の長女・亀姫の幼少期や、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年)でアーニャ役を演じた人気子役だ。SNSでは、天才児を演じる池村の演技に「上手すぎ」「愛おしい」「自然な演技が良い」と称賛の声が上がっていた。

いろはの行動、茉海恵の言葉に視聴者感動!

薫がいろはの才能を“天才”と称すると、茉海恵は柳和学園が望む母親像に近いであろう薫に、受験で自分の代わりに母親として面接を受けてほしいと頼み込む。しかし、偽ママをすることは犯罪でもあり、薫は断固拒否するのだった。

いろはのお受験に一層熱が入った薫は、集団行動観察で問われる“対応力”を鍛えようと、いろはをフットサルに連れていく。フットサルでファウルを受けて転んでしまい、悔しい想いをするいろはは、薫のもとへ。“ぐーぱー”する手のひらを見つめ、気持ちを落ち着かせる対処法を薫はいろはにアドバイスしたのだ。嫌々ながらも、薫に教わったことを信じ“ぐーぱー”するいろは。その後も、健気に“ぐーぱー”する場面が何度も描かれており、「切ない」「純粋さに涙が」「偉いよ」とSNSでは、コメントが飛び出していた。

また、いろはのために食事を用意してから仕事に向かう茉海恵の姿に、薫は尊敬の念を抱く。茉海恵も薫のすごさを褒め称え、「何があっても自分の価値を下げちゃ絶対ダメ」と言葉をかけた。SNSでも、「グッときた」「この場面好き」「なんか心がホッとした」と、視聴者の心にも響いていた。

視聴者がさまざまな角度で“考えさせられる”ドラマ

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金曜ドラマ『フェイクマミー』第1話(C)TBS

そんななか、会社経営が大事な時期にもかかわらず、茉海恵の振る舞いがSNSで炎上してしまう。非公表にしている娘の受験が世間にバレたら…と茉海恵は、お受験を諦めようとする。悔しさで涙を流すいろはを見た薫は、“夢が消えるのを見たくない”と、面接に行き“学校だけのお母さん”をやることを表明したのだ。前職で“誰かを押し上げるために別の誰かを犠牲にする”多様性を受け入れられなかった薫。「常に自分にとってベストな選択をしてきた」彼女の新たな選択にドキドキせずにはいられない。

放送後、「思ったよりだいぶ深いテーマ」「問題提起が素晴らしい」と、視聴者が“考えさせられた”本作。茉海恵を支える副社長の黒木竜馬(Snow Man・向井康二)や、柳和学園小の教師・佐々木智也(中村蒼)を交え、波乱に満ちたストーリーがどう展開していくのか、今後も気にならずにはいられない。


TBS系 金曜ドラマ『フェイクマミー』毎週金曜よる10時
ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。