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「1度は観て欲しい」「ほんとに神ドラマ」“圧巻の作品力”はまさに胸熱…「ヒットするのも納得」社会現象を巻き起こした大絶賛作

  • 2025.11.2

ドラマには、観終わったばかりなのに、またすぐに「あの感動を味わいたい」「あの登場人物たちに会いたい」と思わせる、心に深く刻まれる作品があります。その魅力は時を経ても色褪せず、観るたびに視聴者に新たな発見を与えます。今回は、そんな“何度も観たい名作ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2015年放送のドラマ『下町ロケット』(TBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“何度も観たい名作ドラマ”『下町ロケット』

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スマイルオブザイヤー2015授賞式に出席した土屋太鳳(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ下町ロケット』(TBS系
  • 放送期間:2015年10月18日~12月20日

あらすじ

池井戸潤さんの小説『下町ロケット ゴースト』、『下町ロケット ヤタガラス』を原作に、脚本・丑尾健太郎さんで実写ドラマ化。

元宇宙科学開発機構の研究員であった佃航平(阿部寛)は、現在は父親が遺した下町の工場『佃製作所』で経営者として第二の人生を送っています。年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲は多少ギスギスしていますが、会社の経営は順調でした。しかし、航平があきらめきれない夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎた結果、業績は少しずつ下降気味になります。

そんなある日、大手取引先から突然取引中止を宣告され、資金繰りに苦労してしまいます。経理部長の殿村直弘(立川談春)とメインバンクへ向かいますが、銀行からはロケット開発を続けるなら新たな融資は難しいと言われてしまいます。さらに追い打ちをかけるように、ライバル企業のナカシマ工業から特許侵害で訴えられてしまいました。佃製作所の技術が狙いであるナカシマ工業は、姑息な法廷戦略で裁判を長引かせ、会社の体力を奪っていきます。

一方、日本を代表する大企業・帝国重工は純国産ロケット計画を進めていましたが、そのバルブシステムが佃製作所の特許に触れることが判明します。宇宙航空部の財前道生(吉川晃司)は、この問題を解決するためにある行動に出るのでした―。

ドラマ『下町ロケット』の見どころ ※ネタバレあり

池井戸潤さんの同名小説を阿部寛さん主演でドラマ化したドラマ『下町ロケット』は、SNSなどで「社会現象といわれるくらいの大ヒット」と呼ばれるほどの人気を博しました。その最大の魅力は、元宇宙科学開発機構の研究員であった主人公・佃航平が率いる町工場『佃製作所』が、大企業や困難な壁に立ち向かっていく姿です。

前半の『ロケット編』では特許を巡る法廷闘争と帝国重工との技術対決、そして後半の『ガウディ計画編』では人々の命を救う医療機器開発という壮大な夢を、社員一丸となって追いかける熱いドラマは、多くの視聴者の胸を打ちました

また、仕事へのプライドや信念を貫くことの難しさと素晴らしさ、そして仲間との絆を描いたストーリーは、働くすべての人々が勇気を貰える物語となっています。毎回のように訪れる絶体絶命のピンチと、それを技術力と情熱で乗り越える大逆転劇は、視聴者に爽快感さえ与えました。SNSでは「ヒットするのも納得」「1度は観て欲しい」「ほんとに神ドラマ」といった絶賛の声で溢れています。

人間ドラマに深みを与えた土屋太鳳の好演

ドラマ『下町ロケット』のもうひとつの魅力は、主人公の娘・利菜を演じた土屋太鳳さんの存在感です。夢と現実の間で葛藤する多感な娘役を好演した土屋さんに対し、SNSでは「演技がものすごくいい」「阿部寛との絶妙なコンビ感が光っている」といった声が寄せられ、作品の人間ドラマに深みを与えました。

ドラマ『下町ロケット』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“夢と技術を武器に立ち向かった人々の熱き逆転劇”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です