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「なんの関係が?」「ほんとショック…」テレビ局が“急きょ放送休止”する異例措置に騒然…だけど「最高の神アニメ」大絶賛の名作

  • 2025.10.23

アニメの歴史には、多くのファンに惜しまれながらも、テレビ放送が途中で打ち切られてしまった悲運の作品が存在します。さまざまな憶測を呼んだ裏の事情や、未完に終わった物語のその先に、ファンは思いを馳せたことでしょう。今回は、そんな“放送中止になったアニメ”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2015年放送のアニメ『暗殺教室』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“放送中止になったアニメ”『暗殺教室』

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GoogleGeminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『暗殺教室』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2015年1月9日~6月19日(第1期)、2016年1月7日~6月30日(第2期)

あらすじ

松井優征さんの同名漫画を原作に、監督・岸誠二さん、シリーズ構成・脚本・上江洲誠さんでアニメ化。

ある日、月が爆発してその7割が消滅するという異常事態が発生します。犯人を名乗るのは、来年3月に地球をも破壊すると予告する、マッハ20の速度で飛び回る謎の超生物でした。しかし、その生物はなぜか、名門・椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラスである3年E組の担任教師になることを希望します。

各国首脳は、この超生物である通称『殺せんせー』(声:福山潤)の暗殺を成功報酬100億円で3年E組の生徒たちに秘密裏に依頼。生徒の一人である潮田渚(声:渕上舞)たちは、防衛省から派遣された烏間惟臣(声:杉田智和)の指導のもと、戸惑いながらも担任教師の暗殺という特別授業に臨むことになります。

しかし、暗殺対象である殺せんせーは、生徒一人ひとりに真摯に向き合う最高の教師でもありました。果たしてE組の生徒たちは卒業までに、地球の運命を懸け、恩師でもあるターゲットの暗殺を成功させることができるのでしょうか―。

アニメ『暗殺教室』の見どころ ※ネタバレあり

アニメ『暗殺教室』は、原作再現度の高さをめぐり、ファンからさまざまな声が上がっています。全2シーズンを通して、原作の最終回までを丁寧に映像化した本作は、多くのファンから「原作そのままに良いアニメ化」と絶賛されました。その一方で、非常に忠実に作られているからこそ、「原作に忠実すぎるがゆえにちょっとの改変が気になる」という、熱心な原作ファンならではの厳しい意見も見られたようです。

しかし、本作が多くの人の心に残る傑作として評価される最大の理由は、その感動的なストーリーにあります。「地球を破壊する」と宣言する謎の超生物・殺せんせーと、彼を暗殺することになった落ちこぼれクラスの生徒たち。最初は殺意だけで繋がっていた両者の間に、次第に深い絆が芽生えていく様子は、多くの視聴者の涙を誘いました。特に最終回に向けた展開は「アニメで泣かされる日が来るなんて」「涙なしには見られない」「最高の神アニメ」と言われるほどで、人生の糧にもなるような感動的な教師と生徒の物語として高く評価されています。

事件をきっかけに第3話の放送が休止

週刊少年ジャンプで絶大な人気を誇った漫画を原作とするアニメ『暗殺教室』。しかしその放送の裏で、社会情勢を理由に突如放送が休止された回がありました。2015年1月23日、フジテレビは放送予定だった第3話の放送を「情勢に配慮し放送を見送らせて頂くことになりました」と公式に発表し、休止する事態となりました。

この突然の放送休止の背景にあったのが、当時日本中を震撼させていたイスラム国(IS)による日本人人質事件です。殺せんせーと呼ばれる教師を生徒たちが暗殺するという本作のテーマや、第3話で描かれるナイフを使ったアクションシーンが、人質事件を連想させる可能性があると放送局が判断したためでした。

この放送休止の判断に対し、ファンからはさまざまな声が上がりました。SNSでは「なんの関係が?」「連想する人って実際にいるのかな」「ほんとショック…」といった困惑の声や、作品と現実の事件を安易に関連付けることへの強い憤りを示す感想もあったようです。外部の情勢によって放送が中止されたこの出来事は、多くのファンにとって忘れられない出来事となりました。

アニメ『暗殺教室』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、暗殺を通じて生徒を育てるという“史上最もユニークな教師の物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です