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渡辺謙が「現場に行くのが楽しくなる」と大絶賛した【人気俳優】とは?「オープンマインドで」「似ているところがある」

  • 2025.11.16
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2025年、「ブロックバリュー」新CM発表会に登壇した渡辺謙(C)SANKEI

2025年10月16日、都内でおこなわれた映画『盤上の向日葵』のジャパンプレミア。

主演の坂口健太郎さんと、共演の渡辺謙さんが登壇し、初共演ならではの撮影エピソードを語りました。
重厚なヒューマンミステリーのなかで見せた、世代を超えた俳優同士の信頼とリスペクトに、会場は温かな空気に包まれました。

渡辺謙さんが“現場に行くのが楽しくなる稀有な俳優”と称賛したのは誰でしょう?

さて、ここでクイズです!

渡辺謙さんが“現場に行くのが楽しくなる稀有な俳優”と称賛したのは誰でしょう?

ヒント…

  1. 主演を務めた人気俳優で、『競争の番人』映画『余命10年』などにも出演
  2. 本作では、天才棋士・上条桂介役を演じた

「オープンマインドで、作品が好き」

答えは…坂口健太郎さんです!

映画『盤上の向日葵』は、作家・柚月裕子さんの同名小説を実写化したヒューマンミステリー。
昭和から平成にかけての激動の時代を背景に、将棋に人生をかけた男の光と闇を描く重厚な物語です。

坂口さんは「なかなか重い壮絶な生い立ちと、いろんな出来事が降りかかる。能動的というより巻き込まれる役」と役柄を説明。
「将棋に救われ、将棋に落とされるので、グルグルしていた」と、複雑な心情で挑んだ撮影を振り返りました。

一方の渡辺さんは、演じた賭け将棋棋士・東明重慶について「久々にいいかげんで、めちゃくちゃな男を演じた。一貫性のないことこの上ない。信用しなくて良い」と笑いながらコメント。「でも、えっということがいっぱいあって楽しかった」と語りました。

そして、初共演となった坂口さんについて「似ているところがある。オープンマインドで、現場、スタッフが好きで、作品が好き。現場に行くのが楽しくなる稀有(けう)な俳優」と語り、坂口さんも思わず笑顔に。

「ケン・ワタナベと思っていた」

称賛を受けた坂口さんは、渡辺さんとの共演について「軽やかな方なんだなって思った」と語りました。「本読み前は“ケン・ワタナベ”と思っていた。でも、実際にはひょうひょうとしている瞬間もあるし、芝居ではドッシリしていることもあって、良い意味で“謙さんってこんな方なんだ”と、あらためて思い直させてくれた」と明かしました。

さらにイベントでは、阪神ファンとして知られる渡辺さんが、「これなしでは生きられない推し」に阪神タイガースを挙げる場面も。「本当は6時から始まっていて…」と試合時間を気にかけながらも、「6時までに終わらないかって交渉しようと思ったけど、本職なんでしっかりやりますよ!」と笑いを誘いました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

名優・渡辺謙さんと、次世代を担う坂口健太郎さんの初共演は、互いへの尊敬がにじむ舞台挨拶に。

ベテランが若手を認め、若手が先輩に学ぶ、まさに“映画現場の理想形”を感じさせる瞬間でした。スクリーンのなかだけでなく、舞台裏でも織りなされた信頼が垣間見えるエピソードでした!