マノロ ブラニク、マリー・アントワネットのスタイルを現代に蘇らせたカプセルコレクションを発表！

2025年9月、ロンドンのヴィクトリア＆アルバート博物館（V&A）は、マノロ ブラニク（MANOLO BLAHNIK）をパートナーに迎え、特別展「マリー・アントワネット スタイル」を開催する。本展は英国初となるマリー・アントワネットをテーマにした大規模な展覧会であり、彼女がファッションとデザインに与えた影響、その遺産、そして世代を超えて人々を魅了し続ける理由を探るという内容。キュレーションはサラ・グラントが担当する。

このパートナーシップは、デザイナー、マノロ・ブラニクが抱き続けてきたマリー・アントワネットへの深い関心を象徴するもの。そのきっかけは幼少期、母親がステファン・ツヴァイクの伝記『Marie Antoinette: The Portrait of an Average Woman』（1932）を就寝前に読み聞かせたことに遡り、以来、彼女はブラニクにとって永遠のインスピレーション源となった。2006年公開のソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』において、衣装デザイナーのミレーナ・カノネロがアカデミー賞を受賞した際、マノロ・ブラニクがそのすべてのシューズを手掛けたことも知られている。

展覧会では、ブラニクがこれまでに手掛けたマリー・アントワネットに着想を得たシューズを厳選して紹介するとともに、オリジナルスケッチも初めて展示される。また、デザイン過程を示す制作ドローイングも公開され、これらは18世紀の靴をV&Aのアーカイブで研究することから始まったブラニクの創造の軌跡を物語る貴重なピースだ。

さらに、マノロ ブラニクは、マリー・アントワネットの華麗なスタイルを現代に蘇らせた特別なカプセルコレクションを発表。コレクションは、ロココ様式を象徴する柔らかなパステルカラーをベースに、マリー・アントワネット時代のコルセットドレスに着想を得て、プリーツやリボンのディテールを取り入れ、歴史的要素とファンタジーのエッセンスを取り入れたシューズがそろう。さらに、日本限定で、アイコンシューズ「HANGISI」もパステルカラーにアップデート。

また、すべてのシューズのソールにはスペシャルな刻印が施される。カプセルコレクションは9月20日よりマノロ ブラニク GINZA SIX店にて先行販売を開始。ショップはマリー・アントワネットの世界観を堪能できる空間にデザインされるとのこと。

Photos: Courtesy of MANOLO BLAHNIK

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