結成30周年を迎えるアヴァンギャルド舞踊デュオ・86B210が、東京で特別公演を開催

劇場からストリートまで、あらゆる空間を舞台に変え感覚に訴える表現で国内外の注目を集めてきたアヴァンギャルド舞踊デュオ・86B210。ティム・バートン来日時のパフォーマンスや写真家Michael Kennaの被写体としても注目を集め、国際的なダンスフェスティバルやアートトリエンナーレにも数多く参加してきた。そんな86B210が結成30周年の記念公演に選んだ舞台は、彼らが初期に足跡を残した青山・草月ホールだ。

「T-W-O」は、パリ滞在中に構想されたワーク・イン・プログレスをもとに完成された約50分のステージ。映像作家・Guillaume Diamant-Berger、音楽家のLeo Komazawa、画家・Anne Leignielとのコラボレーションによって、“刹那に生きる双子”の物語が展開される。インスピレーションの源には、松本大洋『鉄コン筋クリート』、アゴタ・クリストフ『悪童日記』の世界観も。幻想と現実が織り重なり、観る者の感性に深く切り込む作品となっている。

86B210 結成30周年記念公演「T-W-O（Through - World – Outside）」

日程／11月28日（金）2回公演

時間／マチネ 15:00開場 15:30開演、ソワレ 19:00開場 19:30開演

上演／約50分

会場／青山・草月ホール 東京都港区赤坂7-2-21 草月会館B1F）

料金／前売 4,500円、当日 5,000円

URL／https://www.86b210.com/two

Text: Ai Yano

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