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「離婚しましょう」絶望状態だった専業主婦サレ妻が、夫を捨てられた理由|どん底サレ妻は幸せになる

  • 2025.9.20

ある日、夫の不倫に気付いて絶望した専業主婦のゆうか。相手の女は高額な慰謝料も気にもとめないインフルエンサーでした。勝ち目のない現実に打ちひしがれていた彼女だが、夫の上司との偶然の出会いが人生の転機となります。『どん底サレ妻は幸せになる』第4話をごらんください。

夫の上司・日下部さんの紹介で仕事が決まり、ゆうかは離婚を決意。慰謝料と養育費も確保し、娘と新しい生活を始めることになりました。

強くなろうと決意

ママリ

日下部さんと会ってから、私の心に小さな変化が生まれた。このままではいけない。穂希のために、私は強くならなければ。
 
日下部さんが「何か力になれることがあれば」と言って紹介してくれたのは、日下部さんの知り合いが経営する転職エージェントだった。
 
「ゆうかさんのキャリアプラン、一緒に考えましょう」
 
担当の女性は、私の話を熱心に聞いてくれた。専業主婦期間が長かった私にとって、社会復帰は大きな不安だったけれど、彼女の力強い言葉に背中を押された。そして、驚くほど順調に、私は新しい仕事を見つけることができたのだ。
 
「穂希、ママね、お仕事するんだよ」
「そうなの?ママ、すごいね!がんばって!」
 
娘のうれしそうな顔を見て、心がじんわりと温かくなる。夫と舞子のことを考えると、いまだに怒りと悲しみで心が引き裂かれそうになるけれど、私はもう、彼らに囚われない。穂希のために、前だけを見て生きると決めたのだ。

離婚に悔いはない

ママリ

「基樹さん、離婚しましょう」
 
その言葉は、私自身が驚くほど、冷静に口から出た。基樹は意外な顔をしたが、最終的にはあっさりと同意した。むしろ、どこかホッとしたような、喜んでいるようにすら見えた。その態度に、最後の憎しみが込み上げてきたけれど、もう私には関係ない。
 
慰謝料は、舞子からきっちりもらった。相場よりだいぶ高い金額を提示したが「いいですよ。すぐ払い込みます」と即答で送金されてきた。いかに自分がノーダメージであるかを見せつけたかったんだろう。
 
基樹とは養育費について取り決め、毎月きっちり支払われることになった。舞子は基樹とまだ続いていることをアピールしたかったのか「もし養育費を踏み倒したら、訴えてもいいですよ。まあ、私が立て替えるから大丈夫ですけどね」と、まるで私を煽るかのように言い放った。
 
舞子のきつい言葉も、今の私にはプライドが高い女のつまらない意地に感じられた。

新しい生活と、新たな予感

ママリ

ほどなくして私は夫と住んでいた家を出て、穂希と2人、新しい生活が始まった。慣れない仕事、新しい環境。大変なこともたくさんあるけれど、娘の笑顔が何よりの支えだ。 そして、不思議なことに、日下部さんとはあれから頻繁に連絡を取り合うようになった。
 
仕事のこと、穂希のこと、たわいもない日常のこと。彼の優しさと気遣いに、私はどれほど感謝していることだろう。彼の存在が、私の心を少しずつ、温かくしてくれるのを感じる。
 
まだ、お互いに具体的な思いを口にしたわけではないけれど、ゆっくりと、何かが育っているような、そんな予感がしていた。

あらすじ:新たな始まり

ゆうかさんが自らの力で未来を切り開いた第4話でした。夫や不倫相手に囚われず、娘のために前向きな決断を下す姿は、まさに希望の光です。日下部さんの助けもあり、新しい生活の始まりとともに、二人の関係にも温かい変化が訪れました。
 
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者:ゆずプー

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