1. トップ
  2. おでかけ
  3. 見て、ふれて、遊ぼう!未来のアート展「魔法の美術館2025」

見て、ふれて、遊ぼう!未来のアート展「魔法の美術館2025」

  • 2025.9.16

「魔法の美術館」は、光や音が多彩な変化を見せる体験型のミュージアム。 来場者の動きに反応して展示が変化するので、まるで魔法の世界にいるような感覚を楽しめます。

松坂屋美術館での開催は、2014年以来なので11年ぶり。 今回は「魔法の美術館2025」として、大幅にパワーアップして帰ってきました。

つい身体を動かしたくなる、魔法のようなアート

今回の「魔法の美術館2025」では、来場者の動きに合わせて変化する作品などを中心に、15種類ものアート作品を体験できます。

出典:リビング名古屋Web

例えば「Immersive Shadow: Bubbles」(藤本直明)では、自分の影を使って壁に映るカラフルなボールを打つことができます。影が触れると、ボールの形もそれに合わせてふにゃふにゃと変化するので、本当にボールを触っているよう!

出典:リビング名古屋Web

こちらの「なげる、あてる、ひろがる」(スイッチ)は、投げたボールが壁に当たると花火のような音と映像が広がります。 目の前で広がる花火は美しく、大人も子どもも夢中で投げてしまうこと間違いなし。 ちなみにスイッチ(Switch)は、名古屋造形大学の情報表現領域の教員と学生による新たなメディア表現を創造するユニットです。

出典:リビング名古屋Web

足跡の代わりに美しい花が咲く「Flowers bloom」は、今年発表されたスイッチの最新作品。 まるで魔法のように咲いていく花に夢中になった小さな子どもたちが駆け回っていて、とてもかわいらしかったです。

何に見える?AIを使った影絵アート

出典:リビング名古屋Web

「Unreal Pareidolia -shadows-」(Scott Allen)は、本来そこに存在しないものを心に思い浮かべる「見立て」の想像力がテーマ。来場者が空き容器などを組み合わせて思い思いに作った影絵が何に見えるか、画像に変換してくれる作品です。 自分が何をどのように見立てているのか、考え方や見え方の変化を追いながら楽しめば、より不思議で興味深い体験になります。

名画に飛び込んでイタズラ!?

名画の中に飛び込んで遊べる「展覧会の絵」(坪倉輝明)も、大人気の作品です。

出典:リビング名古屋Web

こちらはフェルメールの「牛乳を注ぐ女」。 絵画の前に立つと絵画の中に自分が登場するので、牛乳を注いだり、あるいはわざとこぼしたり、と自由な動きを楽しめます。

出典:リビング名古屋Web

ムンク「叫び」では、耳を押さえている人の後ろに自分が登場。 一緒にポーズを取るのか、声をかけるのか、あるいは背後から襲ってしまうのか…?! またとない機会、思う存分、暴れてしまいましょう。

「魔法の美術館2025」は、9月21日まで

出典:リビング名古屋Web

見る人の姿が七色の影になって現れる「色のある夢」(藤本直明)

まだまだ暑いので、涼しい場所で思い切り遊べる「魔法の美術館2025」は絶好のレジャースポットです。 シルバーウイーク明けの9月21日までの開催なので、夏休み中に予定が合わなかった方もぜひ。 来場者はファミリーが中心ですが、老若男女が楽しめる展示ですので、中高生グループや大人のデートにもおすすめです。 記事でご紹介した以外にもたくさんの展示がありますので、訪れる際は時間に余裕をもって訪れてください。

魔法の美術館2025
■会期
2025年8月2日(土)~9月21日(日) ※会期中無休
■開館時間
10:00~18:00 (最終入館は閉館の30分前まで)
■観覧料 (税込)
一般・大学生 1,500円
中高生 1,200円
小学生 800円
※未就学児無料
※松坂屋美術館チケット売場のほか、各種プレイガイド、アソビューでも発売。
■会場
松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
名古屋市中区栄3-16-1
■お問合せ
松坂屋美術館:050-1782-7000(大代表)
東海テレビ放送 事業部 :052-954-1107 (平日10:00~17:00)
URL:https://www.tokai-tv.com/events/magicmuseum2025/

元記事で読む
の記事をもっとみる