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空港からクルーザーでホテルへ。「星のや沖縄」の海上で“シャンパン片手にチェックイン”という贅沢

  • 2025.9.8

夏遊びの代名詞といえば海とビーチ。それを日本で最も満喫できる場所といえば沖縄だが、“涼”をテーマとする場合はいくらか変化球が必要だ。

大人なら、海で泳ぎ、暑いビーチでビールを飲むより優雅な涼み方をしてこそ、飛行機に乗って沖縄まで来る意味が大きくなる。

例えば海上を攻めるのも一手。誰もいない大海原で、海風を感じて涼み、冷たい泡で喉を潤す。そんな非日常な船上でそのままリゾートへチェックインするサービスを「星のや沖縄」が用意している。

その名も“海風クルーズチェックイン”。いま沖縄で最も贅沢な涼み方は船上にあった。

空港を降りた瞬間、海に出ればダイナミックな夏旅が始まる
「星のや沖縄」が手配するカタマランクルーザーはデッキ前方にサンベッドがあり、ここに座って海や崖を背景に写真を撮れば、まるで海外のリゾートだ


読谷村の美しい海岸線に沿って立つ「星のや沖縄」。通常なら那覇空港からクルマで市街を抜けて約1時間かけて到着するが、知る人ぞ知るのが航路だ。

それは、“海風クルーズチェックイン”という貸切カタマランクルーザーに乗っての到着方法。

リゾートのコンシェルジュが着るのは、琉球王国時代の士族の礼服をイメージしたユニフォーム。この装いでシャンパンなどをサーブしてくれるコントラストが沖縄らしい


ゲストは那覇空港にほど近い港から、専属コンシェルジュとともに航路でリゾート最寄りの港に向かう。

乗船すれば、そこは「星のや沖縄」だ。船内はまるでクラブラウンジ。海風を感じながらチェックインするのだ。

海上でシャンパンを片手にサインをすれば、チェックインが、まるでアクティビティのような高揚感に包まれる。リゾートに着いて客室に直行できるのも嬉しい


シャンパンのフリーフローやピンチョスも用意され、潮と酵母の香りが混じる瞬間が悦であり、海の煌めきが納涼を助長する。

船上にローストビーフ、野菜のタルト、チーズの盛り合わせなどが用意され、宿に着く前に泡酒を飲み過ぎてしまうのもご愛嬌。出港場所は潮位や海のコンディションにより決まる。船は一度「星のや沖縄」へ直行するだけでなく、残波岬などの絶景なども楽しめる。期間は9月30日までで2週間前までに要予約。1日1組限定(4名まで)¥350,000 ※宿泊料別


もちろん渋滞知らず。2時間の船上フリーフローが冒険を兼ねているのもポイントだ。

特に断崖絶壁が2km続く残波岬周辺が大迫力。長い年月をかけ自然が作った崖とコバルトブルーの海の共演をみられるのは船からのみ。そんな瞬間は爽快感も伴い、沖縄涼みの最高峰である。

旅のスタートからバカンス全開とするのが、大人の優雅な夏休み。いっそ船内で水着に着替えるくらいがちょうどいい。

チェックイン後も涼を感じるひとときが続く……


― Point ―
インフィニティプールで海と空と一体になる

東京カレンダー


24時間利用できるメインプール。

水深の異なる4つのエリアをパズルのように組み合わせたデザインで、場所ごとの涼み方が楽しい。

― Point ―
オリジナルカクテルで体を冷やす楽しさを

東京カレンダー


21時以降は「宵涼みナイトプール」と称し、三線の演奏の中デザート感覚のスプーンカクテルを提供。

左はマンゴーとビールを使用、右はコーヒーと泡盛、ジーマミーのアイスクリーム。¥3,000~。

― Point ―
儀間の海を眺め、暮らすように過ごす

東京カレンダー


全室がオーシャンフロントで、スイート仕様の64㎡以上。

写真は、部屋を入って右側に“土間ダイニング”を設ける「フゥシ」で93~94㎡。

■施設概要
施設名:星のや沖縄
住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間474
TEL:050-3134-8091
料金:1泊1室食事別¥170,000~
部屋数:全100室

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