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「打ち切りは絶対やめて」「みんな観て」“視聴率苦戦”で切実な訴えも…だけど「最後まで観てよかった」称賛相次ぐ名ドラマ

  • 2025.10.6

ただ面白いだけではなく、気づけば心を奪われ、現実を忘れてしまう――。そんな強烈な引力を放つ作品たち。緻密に張り巡らされた物語、魅力あふれる登場人物、そして圧倒的な没入感。観始めた瞬間から最後まで目が離せなくなる、そんな“虜になる名ドラマpart2”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾としてドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)をご紹介します。ただの恋愛ドラマとは一線を画す、心を揺さぶる名作です。教師と生徒という禁断の関係から始まり、時を経て再び交差する二人の運命は、見る者の感情を深く刺激します。予測不能な展開と繊細な心理描写が織りなす物語は、回を追うごとに視聴者を惹き込み、気づけばその世界観に夢中になってしまいます。禁断の関係に揺れる登場人物たちの葛藤と、純粋すぎる愛の行方――その魅力に、今こそ迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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フジテレビドラマ制作発表会見に出席した吉川愛(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2022年7月14日~9月22日
  • 出演:中島裕翔(新田正樹 役)、吉川愛(和泉冴 役)

フジテレビ系木曜22時枠で放送されたドラマ『純愛ディソナンス』は、Hey! Say! JUMPの中島裕翔さんが初の教師役に挑み、吉川愛さん演じる女子生徒との禁断の関係を描いた“純愛×ドロドロ”エンターテインメントです。

新任音楽教師・新田正樹(中島裕翔)と生徒・和泉冴(吉川愛)の間に芽生える純粋な想いは、常にタブーと隣り合わせ。やがてその関係は周囲を巻き込み、不協和音=ディソナンスを生み出していきます。物語は高校時代と5年後の2部構成。再会した2人の間には障害がないはずでしたが、正樹には妻がいて――。

セカンドパートナーという新しい概念も絡み合い、関係はさらに複雑に。青春、恋、サスペンス、そして人間関係の崩壊を描く、令和の新時代ドラマです。

教師と生徒、越えてはいけない一線…その先にある真実の愛

ドラマ『純愛ディソナンス』において、吉川愛さんが演じた和泉冴は、視聴者の心を強く揺さぶる存在でした。教師との禁断の関係、家庭の葛藤、そして5年後の再会と、複雑な感情の波を繊細に表現した吉川さんの演技は、まさに“快演”と呼ぶにふさわしいものでした。

脚本家の玉田真也氏をはじめとする制作陣は、冴というキャラクターに「芯の強さと脆さが同居する少女」という難しい設定を与えました。その中で吉川さんは、感情の揺れを丁寧に描き、視聴者が冴の心に寄り添えるような演技を披露。特に、母親との対立や、正樹とのすれ違いのシーンでは、言葉にできない感情を表情や間で見事に表現。

また、現場では中島裕翔さんとの信頼関係も厚く、緊張感のあるシーンの後には笑顔が絶えない雰囲気だったと語られています。脚本の意図を深く理解し、冴という役に命を吹き込んだ吉川さんの演技は、作品全体の“ディソナンス=不協和音”を美しく響かせる鍵となりました。

彼女の快演があったからこそ、『純愛ディソナンス』はただの恋愛ドラマではなく、心の奥に残る“純ドロ”エンターテインメントとして成立したのです。

打ち切りの噂を超えてーー「最後まで観てよかった」称賛された名作

ドラマ『純愛ディソナンス』は、視聴率の低迷によって打ち切りの噂に揺れながらも、最後まで視聴者を魅了した作品です。SNSでは「打ち切りは絶対やめて」「みんな観て」と切実な声も見られました。

物語には不愉快な登場人物が多く、視聴者の感情を逆撫でするような展開が続きましたが、それこそがこのドラマの醍醐味。人間の本性や関係性の歪みをリアルに描き出すことで、ただの恋愛ドラマではない“純愛×ドロドロ”の深みを生み出しました。SNSでは「最高すぎる」「打ち切りにならなくて良かった」「最後まで観てよかった」と絶賛する声や安堵するコメントが寄せられていました。

最終話では、これまで嫌悪感を抱かせていた人物たちが少しずつ変化し、善意や後悔を見せ始めることで、物語に希望と余韻を残しました。その結末は、視聴者にとって救いであり、感情の揺れを経てたどり着く“納得のラスト”だったと言えるでしょう。

打ち切りを危惧しながらも、最後まで見届けた視聴者にとって、『純愛ディソナンス』は、感情を揺さぶり、記憶に残る名作となったはずです。数字では測れない価値が、確かにこの作品にはありました。


※記事は執筆時点の情報です