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「打ち切りやめて」「納得いかない」“打ち切り疑惑浮上”に危惧する視聴者も…だけど「人生で一番好きなドラマ」称賛殺到の名作

  • 2025.10.5

ただ面白いだけではなく、気づけば心を奪われ、現実を忘れてしまう――。そんな強烈な引力を放つ作品たち。緻密に張り巡らされた物語、魅力あふれる登場人物、そして圧倒的な没入感。観始めた瞬間から最後まで目が離せなくなる、そんな“虜になる名ドラマpart2”5選をセレクトしました。

今回は、第2弾として視聴者を虜にするドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ ※ネタバレあり

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映画の完成披露上映会イベントに出席した松岡茉優(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2022年7月16日〜9月24日
  • 主演:林遣都(鹿浜 鈴之介役) 仲野太賀(馬淵 悠日役)

坂本裕二氏脚本の話題作『初恋の悪魔』。本作は、警察署に勤務しながらも捜査権を持たない4人が、独自の感性と推理で事件を解決するミステリアスコメディーです。

最終話では、刑事の鈴之介(林遣都)が、父で署長の雪松(伊藤英明)の犯罪を告発した弓弦(菅生新樹)を自宅に保護。総務課を免職された悠日(仲野太賀)と共に雪松宅へ向かいます。一方、多重人格の刑事・星砂(松岡茉優)と鈴之介の隣人で元弁護士の森園(安田顕)は弓弦に襲われ、星砂と留守番をしていた会計課職員の小鳥(柄本佑)も血痕に気付きつつ捕らえられてしまいます。鈴之介と悠日は小鳥の着信履歴に気付き折り返しますが連絡がつかず、嫌な予感のまま自宅へ戻ると、玄関先に散らばる血痕を目にします。しかしその直後、ドアが開き、中からおにぎりを頬張る弓弦が姿を現し、緊迫した状況に思わず視聴者も息を飲む展開となりました――この衝撃の瞬間は視聴者を息をのませました。

物語はミステリーとコメディ、そして人間ドラマが絶妙に絡み合いながら、予測できない展開を次々と見せています。最終話のラストに登場した弓弦の行動が、今後どのような展開につながるのか、真相はまだ謎のまま。視聴者は、結末がどう動くのか、次の物語への期待と興奮を胸に、余韻を感じずにはいられません。

甘く危険な恋に、誰もが巻き込まれる――初恋の悪魔

プロデューサー・次屋尚氏と坂元裕二氏とのタッグは『Mother』『Woman』『anone』に続く5作目で、脚本は「テーマを決めない主義」を貫き、視聴者が自由に解釈できる余地を重視しています。

坂元裕二氏の脚本は「見えると速い」タイプで、1日で書き上げることもある一方、着想が固まるまで時間がかかることも多く、放送開始時点で3〜4話分しか完成していないこともあるようです。林遣都さんと仲野太賀さんのキャスティングは坂元氏による「当て書き」で決定。また、普段は「世の中への怒り」を原動力に作品を動かすことが多い坂元氏ですが、本作ではコメディ寄りの明るいタッチを意識し、新たな魅力を引き出しています。

主演の林遣都さんと仲野太賀さんは、それぞれ刑事と捜査権を持たない主人公を演じ、ミステリーの緊張感とコメディー要素を絶妙に表現。また、多重人格のヒロイン・摘木星砂役の松岡茉優さんは、二面性を持つキャラクターを緻密に演じ、物語の鍵となる存在感を放っています。監督はキャラクターの心理や事件の謎を映像で巧みに表現し、緊迫感と切なさ、ユーモアが混在する独特の雰囲気を作り出しています。俳優陣の演技力と坂元氏の脚本、監督の演出が一体となり、視聴者は単なるミステリーや恋愛ドラマを超えた、人間ドラマの深みを堪能できます。緻密な演出とキャラクター描写が融合したことで、最後まで目が離せない展開が続くのが本作の魅力です。

打ち切り疑惑も…「人生で一番好きなドラマ」称賛殺到の名ドラマ

ドラマ『初恋の悪魔』は、恋と事件、善と悪が入り混じる予測不能の展開に、登場人物たちの複雑な心理描写が絡み合う、人間ドラマの深みも味わえる一作です。そんな本作ですが、視聴率に苦戦し、SNSでは「打ち切りやめて」など打ち切りを危惧する声が上がりました。

最終回の放送に対して、視聴者からは「もっと味わいたかった」という声や、打ち切りが囁かれていること自体に「納得いかない」といった不満を感じる声もみられ、戸惑う声が目立ちました。最終回までの展開や結末が駆け足に感じられた視聴者も多く、作品への期待と惜しむ気持ちが交錯する形となっています。

一方で、最終話では殺人事件の真犯人がついに明らかになるとともに、悠日と星砂、鈴之介と“蛇”と呼ばれる人格の星砂による三角関係の行方が描かれ、弓弦に襲われた星砂は病院で目覚め、元の人格に戻るも、鈴之介は“蛇”の存在を割り切れずに受け止めようとします。その後、“蛇”に戻った星砂が鈴之介の前に現れ、最後の思いを告白。視聴者からは「切なくて泣けた」「胸が締め付けられた」と感動の声が上がり、「演技が素晴らしかった」「人生で一番好きなドラマ」など多くの称賛が寄せられました。

笑いと切なさ、緊張感が同時に押し寄せる物語は、最後まで目が離せません。驚きと余韻に包まれるこの世界を、ぜひあなた自身の目で確かめてください。


※記事内の情報は執筆時点の情報です。