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「母が交通事故に」皮膚治療が地味につらい私。家族の病気も重なった結果<娘の尋常性白斑>

  • 2025.9.9

フワリーさんが幼少期にかかった皮膚疾患の尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)。娘さんも同じ病気を発症したことで、病気と向き合うことになり、その過程で見えてきた病気との付き合い方についてつづったマンガ。
小学生のころにおなかに尋常性白斑(白い島)ができたフワリーさんですが、服で隠れる場所だったこともあり、あまり気にしていませんでした。しかし、フワリーさんの母が気付いてすぐに皮膚科に連れて行ってくれたそうです。でも本人は……。

小学生のフワリーさんは母に連れられ皮膚科を受診すると、医師から「経過観察が必要だね」と言われてしまいます。塗り薬と家庭用ブラックライトを使った治療を提案されました。

父に報告すると、早速ブラックライト(紫外線照射装置)を買ってきてくれたのですが……。

母の事故や父の入院が重なり…

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小学生のころ、皮膚科で塗り薬と一緒に勧められたのは、まさかの「ブラックライト」でした。紫外線にはメラニンの働きを助ける作用があるそうで、当時は尋常性白斑(白い島)の治療に有効かもしれないと考えられていたみたいです。

わが家では、父がすごい勢いでブラックライトを調達。勉強机のスタンドに差し替えて、毎晩おなかに10分間、紫の光を照射することに。

……ですが、子どもの集中力は持ちません。じっとしているのも飽きて、気付けば照射はフェードアウト。そしてその後、母の交通事故や父の入院、思春期の到来で家族の前で着替えることもなくなり……。

白い島のことは忘れ去られました。

痛くもなければかゆくもない白い島。

──私はただ放置……してしまうのでした。

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ブラックライトを当てる治療を始めたものの、10分間が長く感じてだんだんやらなくなってしまったフワリーさん。楽しい10分間はあっという間なのに、退屈な時間は3分でも長く感じてしまいますよね。治療には無理のない工夫や、日常生活に寄り添う継続の方法が大切だと気付かされます。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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監修者:医師 LIKKAスキンクリニック院長 林瑠加先生

慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者の身近な悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療をおこなっている。


著者:マンガ家・イラストレーター フワリー

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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