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長いパットでタッチを出す秘訣!宮田成華がわかりやすく解説

  • 2025.9.3

ドライバーが飛んだ。アイアンもグリーンに乗った。しかし、3パットしてしまったらそこまでのナイスショットがすべて台無しになってしまう。最後の最後でミスしないパッティングをレッスン!

曲がり方はボールが転がるスピードによって変わる

長いパットでタッチを出す秘訣!宮田成華がわかりやすく解説
①ラインはカップまでをイメージするのが宮田流。そのラインを二分して、それぞれをチェック!②ブレイクポイントより手前の傾斜をチェック。ボールの勢いが強いうちはあまり曲がらないので、上り・下りをきちんと確認することが大事③ブレイクポイントをすぎてからは、ボールの勢いが弱まり曲がりやすくなるので、左右の傾斜をよく見てライン全体を調整

私のパットのライン取りは、仮想カップを設定してそこへ真っすぐ打つのではなく、カップまで曲がっていくラインをイメージしています。ラインを決めるにはふたつの確認作業が必要で、まずはブレイクポイント(曲がるラインの頂点)までの傾斜をチェック。

とくに前後の傾斜を入念に確認します。ブレイクポイントまでは曲がる方向とは逆側に打つので、上り傾斜へ打つことになります。前後の傾斜が上りの場合、しっかり強く打つことを意識しましょう。次にブレイクポイントをすぎてからの傾斜をチェック。

ここは左右の傾斜に注意が必要です。勢いが弱まったボールは傾斜によって大きく切れるので、傾斜がきつかったらライン全体をもっと膨らまします。このライン読みは、ロングパットではとくに大事!長い距離は転がっていくボールのスピードを意識すると、正確なライン読みができますよ。

タッチはインパクトではなく振り幅で調整

ロングパットは、振り幅を大きくすることでの「ヘッドの加速力」で強く打つ(〇)。インパクトの強さで距離感を合わせようとすると、強さが安定しない。体が突っ込みやすく、ボールの転がりが悪くなる当たり方をしてしまう(×)

宮田成華
●みやた・なるは/1997年生まれ、東京都出身。165cm。19年はレギュラーツアー18試合に出場。プロテストにも合格し、今季はステップアップツアー優勝からの飛躍を狙う。スリーボンド所属。

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