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「超えるドラマはないと思ってる」放送から12年、“毎年リピーターが相次ぐ”ワケ…「なんて贅沢なドラマ」忘れられない至高作

  • 2025.10.27

ドラマの中には、放送が終わってもなお“繰り返し観たくなる”ほどの余韻を残す作品があります。今回は、“驚異の支持を得た名作シリーズ”第5弾として、放送から10年以上を経た今も、「毎年夏になると観たくなる」と愛され続ける名作ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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「ガーナミルクチョコレート」新CM発表会 長澤まさみ(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2013年7月8日〜9月16日
  • 出演者:山下智久、香里奈、戸田恵梨香、長澤まさみ、勝地涼、橋本奈々未 ほか

カメラマンの三厨朝日(山下智久)は、恋人・香澄(長澤まさみ)に突然去られてから3年、いまだに彼女を忘れられずにいる。そんな中、海辺の町でレストランを営むシェフ・千代原夏希(香里奈)と偶然出会い、彼の心は再び動き出した。かつての恋と、これからはじまる新たな恋。止まった時間が、夏の陽射しとともに再び動き出す瞬間――。“想いを引きずる人たちの再生”を描く、爽やかで切ない大人のラブストーリーです。

なぜ“夏がくるたび、心がSUMMER NUDEを求めるのか

「そろそろSUMMER NUDEの時期」「好きすぎて毎年夏になると見てる」「超えるドラマはないと思ってる」――SNSでは、夏の訪れをこの作品で感じるファンの声が毎年のように挙がります。その理由は、映像と音楽が“夏の記憶”をそのまま切り取っているから。海沿いの風景、逆光に透ける波のきらめき、カメラを構える主人公のまなざし――どのシーンも“懐かしさと憧れ”を同時に呼び起こします。

さらに、登場人物たちが抱える“過去の恋への未練”や“新しい恋への一歩”というテーマが、観る人の心と季節の移ろいに重なります。恋愛の痛みも、再出発の希望も、すべてが“夏”という季節に包まれている。だからこそ、このドラマは何度でも観たくなるのです。

“忘れられない人”という役を、誰よりも自然に演じた長澤まさみの存在感

物語の鍵を握るのが、三厨朝日の“忘れられない恋人”・香澄を演じた長澤まさみさん。登場シーンこそ多くはないものの、その一瞬一瞬が強烈な印象を残します。海辺を歩く後ろ姿、無邪気に笑う横顔、そして別れの静かな表情――。朝日にとって、香澄は“記憶の中の夏”そのもの。長澤さんの透明感と儚さが、まるで“去ってしまった季節の象徴”のように作品全体を包み込んでいます。視聴者からも「長澤まさみさんが出るだけで空気が変わる」「なんて贅沢なドラマ」との声が多く、作品の感情的な軸を静かに支える存在となりました。その圧倒的存在感から、「このタイミングでこないで〜」「やめて、今は出てきちゃだめ…」と、新たな恋をかき乱す存在として恐れる視聴者もいたようですよ。

ドラマ『SUMMER NUDE』は、“夏”という一瞬の季節に人生の儚さと希望を映し出した、珠玉のラブストーリー。恋が終わっても、季節が変わっても、人はまた誰かを想う――。その普遍的なテーマが、10年以上経った今も色あせない理由です。そして、何よりもこのドラマが持つ「夏を感じる光の美しさ」と「登場人物の心の再生」が、観る人の中にやさしい風を吹かせます。来年の夏も、『SUMMER NUDE』をぜひもう一度。


※記事は執筆時点の情報です