他バンドが“取っ組み合いの喧嘩中”…そんな横で「背中を向けてトランプ」していた【３人組ロックバンド】とは？

昭和の音楽業界といえば、バンド同士が火花を散らす、ピリピリとした世界を想像する人も多いかもしれません。とあるロックミュージシャンも、当時は楽屋で取っ組み合いの喧嘩が始まることも結構あったと証言します。しかし、そんな殺伐とした空気のなかでも、あるバンドだけはまったく違う、平和な時間を過ごしていたそうです。

一体、その国民的バンドとは誰なのでしょうか？クイズ形式でご紹介します！

楽屋で他のバンドが喧嘩するなか、隅っこで平和に過ごしていた国民的バンドとは？

さて、クイズです！とあるロックミュージシャンが、昭和時代のコンサートの楽屋裏を振り返りました。当時は多くのバンドが大きな楽屋を共有しており、出番を終えたバンドが「お前あそこ間違えただろ！」と取っ組み合いの喧嘩を始めることも日常茶飯事だったそうです。

しかし、そんな殺伐とした状況でも、彼のバンドは喧嘩に背を向け、隅のほうでいつも平和にトランプをして時間を潰していたといいます。

その仲の良さがうかがえる国民的バンドとは、一体誰なのでしょうか？

ヒント…

1. 3人組のロックバンドです。
2. メンバー全員が70歳超えの日本を代表する長寿バンドです。

「背中向けてました、そういうときは」

答えは……THE ALFEEです！

2025年8月29日放送のBS朝日『高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ』で、高見沢さんはこのエピソードを披露。ゲストのhitomiさんが昭和の音楽業界について「他のバンドとか、他の方たちに対して敵って思わなかったですか？」と質問すると、「敵って思ったことないですね」と返答。

当時は「楽屋がデカいところひとつで」と、大部屋に複数のバンドが集められていたそうで、他のバンドが「お前あそこ間違えただろ！」と激しい言い合いや取っ組み合いの喧嘩を始めることも「結構あるんですよ」と証言。

しかし、そんなときTHE ALFEEは「僕らは隅でトランプやってますからね」「背中向けてました、そういうときは。そういう時代なんですよ」と語り、スタジオの笑いを誘いました。

エピソードを知るとより好きになるかも

バンド同士が火花を散らす楽屋で、喧嘩を背に3人でトランプに興じる姿、想像するだけで笑ってしまいますね。まさにTHE ALFEEの仲の良さを象徴するようなエピソードです。

周りがどれだけピリピリしていても動じない、このマイペースさと平和な関係性こそが、彼らが日本を代表する長寿バンドであり続ける秘訣なのかもしれませんね。