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ダコタ・ジョンソン愛用の“シガレットジーンズ”が再ブーム。今、買うべきは細身デニム

  • 2025.8.28

いま、デニムのムードが大きく変わろうとしている。長らく続いたバギー人気に代わり、じわじわと細身のシルエットが回帰中。その象徴が、俳優ダコタ・ジョンソンが愛用してきた「シガレットジーンズ」だ。煙草のようにすっと伸びるラインが美しい、クラシックな一本である。ニューヨークでもロサンゼルスでも、街でも空港でも。彼女は季節を問わずこのデニムを選び、ブーツやローファー、さらにはボリュームスニーカーまで自在に合わせ、“いつでも頼れる一本”として穿き続けてきた。そして今、世界がダコタに追いついた。ストリートスナップの常連たちが次々と取り入れているのは、このタイムレスなスリムフィット。次の主役に躍り出るのは、彼女がすでに体現してきたシルエットだ。

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UK版『VOGUE』のショッピングエディター、ジョイ・モンゴメリーもシガレットジーンズの愛用者だ。今年初めの記事でこう語っている。「フィット感でいえば、昔の“スプレーオン”みたいな極細スキニーより、さりげなく細身なスリムフィットを選びたいですね。リーバイスLEVI’S®)の「シェイピング スリム ジーンズ」なんかが理想的。スタイリングは、ニーハイブーツにオーバーサイズジャケット、そしてシンプルなトップを合わせるのが気分。実際、今季のファッションウィークでもよく目にしました」

その意見には大いにうなずける。スーパースキニーにはまだどこかパンクな匂いが残るけれど、ダコタ風のスリムフィットには、90年代ミニマリズムを思わせるクラシックさが宿る。

実際、ここ数シーズンのランウェイでもスリムフィットは存在感を増している。ディーゼルDIESEL)やディースクエアードDSQUARED2)の2025年秋冬では“スラウチー・スキニー”が登場し、ロエベLOEWE)の2025年春夏では端正なドレインパイプが印象的だった。着こなすのはダコタだけではない。ベラ・ハディッドはこの一年、細身のストレートで街を闊歩する姿を幾度もキャッチされ、デイジー・エドガー=ジョーンズもタイトなラインを選び続けている。

バギージーンズ全盛の時代は、いよいよ終焉を迎えようとしているのかもしれない。次に主役となるのは──洗練されたスリムフィット。ダコタ・ジョンソンが選び続けてきたそのシルエットを、今季こそあなたのワードローブに。

次に手に入れるべきスリムフィットデニム4選

Text: Daisy Jones Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.UK

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