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テイラー・スウィフトの婚約で話題沸騰。トレンド入りが予測される「オールドマインカット・ダイヤモンド」とは?

  • 2025.8.28

テイラー・スウィフトトラビス・ケルシーが婚約を発表してさほど経っていないが、「オールドマインカット・ダイヤモンド」がすでに大きな話題になっている。ふたりがインスタグラムに投稿したプロポーズフォトには、スウィフトの左手薬指にはめられた婚約指輪がしっかりと写っており、何千何百万もの人がそのデザインに注目した。リングニューヨーク発のアーティフェックス・ファイン・ジュエリー(ARITFEX FINE JEWELRY)のジュエリーデザイナー、キンドレッド・リューベックが手がけたもので、繊細なディテールが目を引く細いゴールドのバンドに、燦々と輝く大粒のダイヤモンドがベゼルセッティングされている。その豪華さに、誰もが魅せられた。

「テイラーの指輪(のダイヤモンド)は、8カラットから10カラットくらいあるように見えます」と、スウィフトが日頃から懇意にしているジュエラーのステファニー・ゴットリーブは推測する。「細かなスペックにもよりますが、この大きさの天然ダイヤモンドは、40万ドルから80万ドルの値がつくでしょう」。言うまでもなく、投稿された指輪の写真は、その価格とダイヤモンドの正確なサイズをめぐって、多くの議論を巻き起こしている。アメリカの大手宝飾ECサイト、ジェームス・アレン(JAMES ALLEN)とブルーナイル(BLUE NILE)でマーチャンダイジングのトップを務めるダニエラ・タランティーノは、「イエローゴールドのバンドに、合計10カラットから15カラットの間のダイヤモンドがセットされているので、おそらく75万ドルから100万ドルはすると想像しています 」と言う。一般人に比べて、ケルシーの婚約指輪の予算はかなり多いかもしれないが、彼がスウィフトのために選んだオールドマインカット・ダイヤモンドの人気は、ここ1年上昇している。

クラシックな職人技が光る、希少なカット

Two old mine cut diamonds on white background

ラボグロウン・ダイヤモンドを使用したエンゲージメントリングの普及を受けて、よりユニークなアンティークストーンに興味を持つお客様がかなり増えています」とゴットリーブは言う。「アンティークのダイヤモンドには、人工的に作られたものでは再現できない個性があるんです」。中でもオールドマインカットのダイヤモンドは、その歴史の長さと特徴的な構造から、とりわけ入手困難になっている。「テイラーのリングの何が魅力的かというと、そのヘリテージと希少性です」と、ジュエラーのスージー・サルツマンは語る。「天然のオールドマイン・ダイヤモンドは希少で、何世紀も前にひとつひとつ手作業でカットされました。その多くは、素人目には穴が開いているように見える“オープンキュレット”という、小さなファセットを底に備えています。昔ながらの職人技を象徴するこのファセットと、ダイヤモンドのユニークなプロポーションが相まって、スウィフトのリングをほかに例のない特別なものにしているのです」

オールドマインカットのダイヤモンドを使用した婚約指輪は、デザインに装飾類をそれほど取り入れなくても、センターストーンを十分に華やかに見せることができる。スウィフトのリングもセンターストーンを引き立てるデザインで、大ぶりなダイヤモンドがスプリットシャンクのゴールドバンドにベゼルセッティングされている。「このタイプのカットは、ダイヤモンドが主役になるソリティアリングに向いています。または、アクセントとしてサイドにほかのストーンをあしらえば、全体的に引き締まった印象になります」とゴットリーブは言う。そしてその希少性ゆえに、エンゲージメントリングに使いたい場合は、信頼できるジュエラーにダイヤモンドの調達とリングの製作を依頼すのがベスト。だが、時折アンティークショップで取り扱っていることもある。

常にトレンドに敏感でヴィンテージ好きのスウィフトを思うと、オールドマインカットのダイヤモンドの婚約指輪はいかにも彼女らしい。また、ピンタレストの2025年ウエディング・トレンド・レポートによると、ここ1年で1920年代のヴィンテージ・マリッジリングの検索数は1458パーセント、ヴィンテージ・クッションカットのエンゲージメントリングの検索数は175パーセント増加している。「スウィフトの婚約は、間違いなくこのトレンドをさらに加速させることでしょう」とサルツマンは言う。「コレクターも花嫁も、スウィフトのものが持っているような、歴史と魅力と個性があるダイヤモンドを求めています。関税の影響や供給が減少していることもあって、この特別なカットとプロポーションのダイヤモンドは、さらに入手困難に、そして高価になることでしょう」

Text: Shelby Wax Adaptation: Anzu Kawano

From VOGUE.COM

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