新宿駅で聞こえた“注意喚起”アナウンス…　“まさかの内容”に「思わず笑った」「上手いこと言うな」

手持ち無沙汰になると、ついついスマホを見てしまうという方は多いのではないでしょうか。そういったなか、ながらスマホによる事故が後を絶たず、社会問題として取り上げられることも。

シゲミ//パタンナー（@shige3geshi）さんが、「新宿駅で流れたセンスあふれる注意喚起のアナウンス」という話題をX（旧Twitter）に投稿し、注目を集めています。

いったいどのようなアナウンスだったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

JR新宿駅で電車を降りると
『携帯を見ずに、足元、現実を見てください』というアナウンスが流れて
思わず笑っちゃった😂

夢も見させて✨
— シゲミ//パタンナー (@shige3geshi) September 24, 2025

この投稿を目にして、アナウンスの言葉選びに「センスある」と感じた方も多いのではないでしょうか。駅での注意喚起といえば、一般的には真面目で硬い表現がほとんどですよね。そのため、耳にしても聞き流してしまうこともあるでしょう。

しかしそこにユーモアをひとさじ加えることで、意識せずとも耳に入ってくる表現に。特に「現実を見てください」というフレーズには、クスッとしつつも「確かに」と頷いてしまいます。

“ながらスマホ”は、重大な事故につながりかねない危険行為です。「あえてユーモラスな言葉を選ぶことで注意を引き、なんとしてでもリスク回避につなげたい…」そんな駅員さんたちの切実な思いが感じられますね。

切実な願いが込められたアナウンスだった

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

ｰｰｰ思わずクスッとしてしまいました！「足元、現実を見てください」というアナウンスを聞いた時の率直な感想をお聞かせください。

「上手いこと言うな」と思いつつ、スマホで何を見ているかによっては、スマホの中にも現実があるなとも感じました。

ｰｰｰ深いですね…！周囲の反応はいかがでしたか？

夕方の通勤ラッシュ時でしたので、周囲を見る余裕がありませんでした。普段聞き流してしまいがちな街中のアナウンスも、ワードセンス次第で耳に留まるものだと改めて思いました。

ｰｰｰこのアナウンスは、どのようなトーンで話していましたか？また、初めて聞いたアナウンスでしたか？

強い注意喚起の意図が伝わる、ハッキリとした口調でした。言葉には思わずクスッとしてしまいましたが、口調からは命に関わることなので、本当に歩きスマホは危険だと改めて感じました。

切実な願いが込められたアナウンスだったと思います。

初めて聞きましたが、普段ラッシュ時の新宿駅を利用しないため、通常のアナウンスなのかどうかはわかりません。

ｰｰｰ効果的なアナウンスですね。改めて、ながらスマホの危険性を意識させられました。

日常的に耳にする注意喚起のアナウンスは、聞き流してしまうことも多いでしょう。ですが、今回のように印象に残る言葉で伝えられると、自然と意識が向き、注意喚起としての効果も高まるのかもしれませんね。これをきっかけに、みなさんも改めて“ながらスマホ”の危険性について考えてみてはいかがでしょうか。

取材協力：シゲミ//パタンナー（@shige3geshi）さん